みなさん今日も楽しい家づくりをされていますか?
上から目線とか、とらえて欲しくないのですが……
家づくりは、ウィスキーのようなものです。
とよクマ
途中、必ずと言ってもいいほど迷走しますが、その過程はとても大事です。
最後には、自分のライフスタイルに合った、シンプルな造りに行きつくはずです。
そこまで熟成させて、気合で駆け抜けてください。
もくじ
間取り診断お願いですから値上げさせてください(涙)
さて、表題の件ですが、突然ながら間取り診断を値上げすることにしました。
「なんだこのクマ! 味を占めて儲けたいのか!?」
「はいはい! アマチュアの変態のくせに何言ってんの?」
と、思われるかもしれません。
ぼくもそう思います
でもちょっとだけ、今までの間取り診断について語らせてください。
もっとライトなの想像してたの……
はい。コレです。
ライトに3000字ぐらいでメールでご回答する形式を想定しておりました。
とよクマ
ですが、間取り診断募集のページで、

とよクマ
と書いたところ、本当にガチ勢ばかり集まってしまい、濃いい深いい話の連続になってしまいました。
結局のところ、すべてのご依頼に対してもれなく、
- 文字のやり取りは1万字オーバー
- 間取り図の赤ペン先生付き(ただし字は下手)
と、なっております。
とよクマ
地味にボディブローのように効くのが、事前の質問と聞き取りです。
はじめのご依頼内容だけで分析できたケースは、1度もありません。
とよクマ
以上の観点で、今現在のお値段ではまったくの赤字になっているのが現状です。
納品早くね? 楽なんでしょ?
今までご相談いただいた皆様、とよくまがヒマなのもありますが、基本的に即レスを心がけてきました。
ぼくの中では有料診断のお客様が、すべての業務の中で最優先です。
受注後はすべての業務を後回しにして、迅速に対応しております。
そんな裏舞台があって、1日2日での納品が可能なのです。
とよクマ
サンプルをご覧いただけると、うなづけるボリュームかと思います。
クオリティを維持するには値上げしかなかった……
ここでぼくは、2つの選択を迫られました。
- 熱量を下げて今の値段で提供する
- ライトコースをつくる
ですが、人生最大の買い物で本気にならないでどうするの!!
俺は本気だ! 君も本気か?(修三風)
と、ラーメン屋でいう、おしながきは秘伝の醤油ラーメン1杯で勝負することにしました。
ハッキリ書いちゃいますけど、ココナラでプロの設計士さんに相談したほうが安いです。
とよクマ
ただ、これはぼくの持論ですが、結局のところ営業がいない(プロが不在の)県民共済住宅では、アマチュアのプロが必要なのです。
そんなことで、ぼくに相談されるときは、こう考えてください。
就活の相談は3歳ぐらい上のOBにしたいよな
ガチバリのプロじゃなくて、先輩に話を聞きたい!
そんな時に、ぼくを選んでください。
遠慮なく斬るよ!バッサリ斬るよ!
もう一度言いますが、ぼくは本気です。
設計士さんはオブラートに包んでお話しされるかもしれませんが、ぼくはカーブ球なんて投げません。
全球150kmのストレートです。
その結果として、ご気分を害されてしまうかもしれません。
でも、あなたのすまいには、あなたの人生がかかっています。
そう考えると、躊躇なんてしてられません。
出来るかぎり表現は柔らかくしますが、それでもイメージは「斬る」が最も近い表現ではあることをご理解ください。
たったひとつでも得るものがあれば儲けもの
こんなイケイケ(死語)な事を書いていると、とよくまは絶対神とか目指してんの?
とか言われますが、まったく違います。
ぼくの間取り診断は、宝物が一個発見できればそれで儲けもの
と思ってください。
「これ考え方違うわぁ……」
と思ったら、華麗にスルーしてOKです。
そこで議論はしません。
あくまでも、とよくまが自分だったらどうするかで考えています。
よく考えてみてください。
たったの1つでも気づきがあって、そこに気づいたおかげで、より快適に暮らせるようになった。
間取り診断って、それで十分じゃないでしょうか。
みなさんが実際に間取りづくりを進めるバディは、ぼくではなく設計士さんです。
間取り診断の結果をもとに、設計士さんと二人三脚で家づくりを進めましょう。
最後に間取りのコツを書いておくよ!
最後にこれまで間取り診断・相談をお受けして、感じたことを書いていきます。
色々ありますが、2つほどお話しさせてください。
①自分にとって素直であれ
家づくりの勉強をされて、アレもコレもと詰め込みすぎて、自分に合った家づくりから遠くなってしまってはいませんか?
誰でもなく、あなたの住む家です。
もちろん採光(方角)などの基本は大切です。
ですが、もっとも大切なのは……
あなたが幸せに暮らすための、あなたにとって一番居心地が良い家であることなのです。
だから、誰よりもあなたとその家族が喜ぶ家づくりを第一に考えてください。
あれですよ。 来客なんてどうでもいいんですよ。
それよりも、自分が喜ぶ、家族が喜ぶ家づくりをしてください。
②夫婦仲は良いものであれ
奥さん! もしくは旦那さん!
あなたがパートナーをどう考えているか、間取りでわかりますよ。
少なくとも、ぼくにはわかります。
幸いなことに、今までの相談者さんすべての関係は良好だと感じております。
「この方は、本当にパートナーさんを大切に考えているな」
というのは、間違いなく間取りで感じられます。
なので、細かい建築知識や暮らしやすさ(テクニックですね)の前に、パートナーへの思いやりを大事にしてください。
残念ながら関係が良好でなければ、まずは関係の改善からはじめてください。
そしてパートナーを大切にするのと同じぐらい、自分も大事にしてください。
パートナーを優先するあまり、自分を犠牲にするのもまた違うのです。
ここで、すごく大事な話をします。
愛の元に作られた間取りに、一片の悔い無し!!
です。
使いにくさ? 失敗?
そんなの過ぎてみれば気にならないんですよ。
お互いがお互いを思いやって造った家だから、失敗もまた思い入れの一部なんですよ。
とよクマ
ピュアな言い方をすると、失敗もまた思い出のカケラなんですよ。
つまりのところ、失敗もまた幸せなことなんです。
そんな感じで、失敗を恐れずに、自分たちが一番楽しめる、自分たちの色を全開にしたピーキーな家づくりをしてください。
そうなんです。 ぼくも変態、あなたも変態。
それが家づくりに成功する、最大のコツです。
最後になりますが、値上げというある意味では期待を裏切る形になってしまい、大変申し訳ございません。
これからもとよくまと、いい家かげんをよろしくお願いいたします!