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外構の費用も考えながら土地を探そう【土地代+外構費用+造成費用】の3つで検討しよう

つい先日、外構が終わり家づくりが完了しましたので、思ったことを書いていきたいと思います。

今回は、土地を決める時には、必要になりそうな外構工事とその費用も判断材料の1つにしよう。

というお話です。

見つけた土地が掘り出し物だな、お手軽なお値段だなと思っても、立地や隣家の状況によっては、もしかしたら外構で大きな費用がかかってしまうかもしれません。

また、更地の状態で売り出されている場合、土地の状態によっては造成や整地する費用も必要となります。

つまり、費用の面では土地の価格+造成費用+外構費用、3つの合計で比較する必要があります。

今回は、わが家の造成と外構の実例を見ながら、土地によって必要な外構の費用について考えていきましょう。

わが家の造成工事

わが家の買った土地は、市街化調整区域の畑でしたので、農地転用をするために造成工事が必要となりました。

  • GLを道路に合わせて盛土
  • ブロックで土止め

2つの工事をしました。

詳しい内容は、農地転用や造成の記事をご一読ください。

造成工事が完了した時の写真です。

ちなみに、あらかじめ造成工事の計画を提出し、承認を得る=農地転用の許可が下りる という流れになります。

わが家でかかった造成費用は、ざっくり100万でした。

わが家の外構工事

市街化調整区域で密接した隣家もないため、初見で「この土地は外構の費用が少なくすみそうだな」、と思いました。

わかりやすく言うとお隣さんが居ないので、周りへの配慮がまったく必要ない土地でした。

隣家が民家の場合は、状況によって高い塀やフェンスを施工しなければなりません。

また、新興住宅地の場合は、お隣との境界フェンスは折半で……なんて、厄介な話にもなりがちですが、そんな心配もありません。

わが家の駐車場は、道路に面しているとても目立つ部分です。

そんなことで、機能的にも意匠性の面でもフェンスはあったほうが良いのですが、幸運なことにお隣の駐車場がフェンスを施工済みでした。

ぼかしで見えないので、アップの写真を。

お互いの防犯的に、またわが家の子どもたちのボールが車に当たってしまったなどの心配もあるため、フェンスは絶対に必要でした。

もし、お隣の駐車場にフェンスが無ければ、わが家で施工する必要がありました。

ですが、運よく施工されていたので、わが家はブロックだけでOKということになりました。

その他の部分(境界)も隣家がないので、フェンスは必要ありません。

写真左側は、法律上は市道になっています。

家の裏側は、畑です。

畑なので、こちらも何もしなくてOKです。

裏側なので、表からはまったく見えません。

道路に面している面積が大きいので、土間コンの施工が多くなるのがデメリットですが、フェンスが0でいいことを考えると、さほど大きな費用ではありません。

外構でかかる費用も含めて土地を比較しよう

わが家でかかった外構工事は、約100万(DIY入れると150万)です。

外構工事はそれぞれの土地によって費用は大きく変わるので一概にはいえませんが、90坪の敷地としてはかなり安い金額だと思われます。

以下の環境だと、100万では収まりません。

  • 三方をフェンスで囲まないといけない
  • 高い塀が必要

もし我が家がフェンスとそれなりの高さの塀が絶対に必要な環境だと仮定すると、外構費用は300万を優に超えていたと思います。

(フェンスが必要な部分だけでも50m以上ある)

もし外構で300万必要になるのであれば、土地代や造成費用を足すと1000万を超えるので、市街化調整区域を買うメリットはあまり感じられません。

ぼくの住んでいる地域では、1000万円出せば40坪ぐらいの(市街化区域の)宅地が手に入ります。

であれば、市街化区域の方が下水もあれば都市ガスもあるので、利便性が高いです。

このように、外構費用で土地の価格は大きく変化しますので、土地を買う前に

  • どんな工事が必要で
  • いくらかかりそうか

は、調べておくことを強くオススメします。

ぼく自身も2つの土地で悩みましたが、あきらめたほうの土地は、3mぐらいのブロック塀が必要な土地でした。

(法律的には2.2mのブロック塀+フェンス?)

ざっくり20mぐらいは必要かつ、他の2方向にもフェンスとブロック塀が必要なので(隣家あり)、駐車場の土間コンも含めると500万規模の外構になると試算しました。

同じような土地の値段ではありましたが、外構の費用で大きな差が出ましたので、総合的な金額(土地代+造成+外構)では、300万も差が出ました。

このように、外構でかかる費用を予め把握しておくのは、予算管理の面ではとても重要です。

つまり、外構は家づくりより前に考え始める必要があります。

場所によっては数百万の違いになることもあるので、土地を探し、決断する判断材料の1つとして、家づくりの前の段階から考えておくことをオススメします。

この段階では、相場を調べ概算でも良いかと思います。

まずは概算で、絶対的に必要な外構工事のざっくりとした費用は把握しておきましょう。

さらに合わせて、水道の本管からの距離(外部給排水)や側溝なども必要になるかもしれません。

土地を決める前に、必ず確認しておきましょう。

外構費用は土地によって大きく変化する

土地は値段だけが意思決定のすべてではないものの、数百万の差は小さいとは言えません。

家づくりでは感覚がマヒしがちですが、3万円の違いでも普段の生活では大きな金額だと思いませんか。

今我が家では、ポットと掃除機(2つで3万ぐらい)が、なかなか踏み出せません。

ですが、家づくりとなると、30万円のオプションがさほど高いと感じません。

大きな金額ばかりを見ているうちに、金銭感覚がマヒしまいがちです。

そんなオプションや費用を積み重ねた300万も、35年の分割で払うと考えると、大きな負担に感じなくなってしまうのです。

でも、冷静に考えると300万の差は大きいですし、30万の差だって大きいです。

そうした視点で考えると、土地によって必要な外構が100万か300万かの違いは、とても大きな違いで判断が大きく変わる金額だと思います。

逆に考えずに土地を買ってしまうと、後々大変なことになるので、早い段階で外構について考えるようにしましょう。

ポイントは、家づくりそのものより前、土地探しとセットで考えることです。

土地代+造成費用+外構費用(その他水道や側溝もある)、つまりトータルの金額で比較するようにしましょう。

最後になりますが、この記事が外構費用や土地探しで、少しでもお役に立てればうれしく思います。