今回は、駐車場土間コンの施工です。
わが家は敷地面積が広いため(市街化調整区域)、土間コンは2回に分けての施工になるようです。
ちなみに先回は、家の裏側の土間コンを施工しました。(1回目)
土間コンの下地作り

ユンボの大きさで伝わるかと思いますが、結構な面積があります。

ざっくりですけど、80㎡ぐらいあります。
駐車場の台数としては4台、すし詰めで5台止められる計算になります。

山のような部分は目地です。
適度な感覚で目地を入れることで、土間コンのひび割れを防ぎます。

一番角の部分です。
水道メーターまでは土間コンを施工しておいた方がいいよ!
ということで、ギリギリまで土間コンを施工することに。

こうしてみると、雨水の勾配が掛かっているのがわかりますね。

こちらは家庭菜園(小)。
R(角丸)にして、柔らかな雰囲気にします。

こちらは家庭菜園(大)。
3.5㎡ぐらいありそうです。
野菜を作るには十分なスペースです。

写真左側に見えるのは、Rの型枠です。
少しでもやわらかいイメージにするために、所々でRを取り入れています。

敷地が三角形なので、そのままの施工では鋭利なイメージになってしまいます。
そのためRを駆使し、先端には植物を植えるなどして、するどいイメージをごまかします。

三角形の土地はするどいイメージだけではなく、どうしてもデッドスペースができてしまいます。
わが家の場合は道に面しているので、まだ使いやすいかもしれませんが、旗竿地の三角形の土地を使いこなすのは、かなり難しいです。
道路に面している面積が小さい場合も、同じく使いにくいと思います。

家庭菜園を作らなければ、さらに2,3台駐車できたと思います。

子どもが3人と考えると、将来的には5台止められればOKです。
全員が家から仕事や通学をするとは考えづらいので、余裕で4台、キツキツ5台で考えました。
特に郊外は車が無いと生活(通勤も含めて)が成り立たないケースもあるので、将来的な生活をイメージして、駐車場に何台のスペースが必要かを予測しましょう。
特にこれからの時代は、在宅勤務が増えるかと思います。
子どもたちの世代は、1人ぐらしするより、結婚まで実家で仕事をしてお金を貯める。
なんてケースが増えると、ぼくは考えています。
実家から見て遠方に配属されるというケースは、今後減っていくと思います。
たぶんですが、だれか1人はそんな物理的な距離とは無縁な生活になると思っています。
ワイヤーメッシュの施工

車のような重量物を上にのせる場合は、必ずワイヤーメッシュが必要になります。

今の時代はあまり考えられませんが……
土間コンの工事で一番手抜きが多いのは、このあたりの施工です。
ワイヤーメッシュを入れないとか、作業が雑とかですね。

手前はスペーサーブロックが入っていませんが、後ほどしっかりと入れていました。
写真を見るかぎりは、しっかりワイヤーメッシュが施工されていると思います。
コンクリ本体の厚み、スペーサーブロック、目地など、確認できる範囲としては、とても丁寧な施工だと思います。
コロナで学校がお休みになって泥遊び

余談ですが、ちょうど外構工事中は学校も保育園もお休み。
市の公園も閉鎖されている、ある意味ではロックダウンしてくれ状態なので、家でおとなしくしていました……
が、おとなしくできるハズもなく……

30分ぼくが仕事をしていたら、この有様でした。

せっかくなので、思いっきり遊ばせておきました。
外構工事前に思いっきり泥遊びさせるのもまた、子どもたちにとって1つの思い出になってくれるとうれしいです。

昨年までは、2LDKの賃貸に5人という生活でした。
もし昨年がコロナだったらと考えると、ゾッとします。
今年家があって本当に良かったです。
土間コンの流し込み

いよいよ土間コンの流し込みです。
さすがに面積が大きいので、ポンプ車の出動です。
うん……改めてワイヤーメッシュを含めた下地の施工は、とてもキレイです。

コロナで学校と保育園がお休みなので、子どもたちも見学できました。

きっと、思い出に残るんだろうなぁ。

ポンプ車って、便利ですねぇ……
ホースの先から、グイグイ土間コンが出てきます。

早い早い。
ほんの数分で、施工が進んでいきます。

あっという間に終点です。

あの、野球場を整備するアレ
こんな感じの道具で、コンクリをならしつつ、最後にヘラで仕上げていました。

やっぱりコンクリが貼られると、イメージが変わりますね。
キレイになりました!

乾くまで1週間、車は置けません。

人が歩く分には、2,3日でOKのようです。
ここまでは丁寧な施工で、とても安心しています。
外構工事の記事は、これで終了になります。
よくよく考えてみると、いい家かげんの工事レポートもこれで終了になります。
今まで長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。
次はいよいよ、WEB外覧会です。