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家づくりは夫婦で勉強しながら進めていきたいというお話

もうすぐ、引き渡しから1年になります。

引き渡しから1年間で感じたこと、家づくりを振り返って思うことを、4,5回にわたって書いていきたいと思います。

最近は、イエマナの更新がメインになっているので、こちらの個人ブログの更新は数か月ぶりになってしまいました。

ですが、なんだか故郷に帰ってきたような安心感といいますか、懐かしさを覚えます。

ぼくにとって、それだけこのブログは思い入れが深いものなのだなと、改めて執筆しながら感じております。

さて、今回はぼくがこの1年で、一番しくじったと感じたことを書いていきたいと思います。

とよクマ

これから家を建てる方に、ぜひ読んでいただきたい記事です!

家づくりの勉強は夫婦でするべきだった

ぼくは家づくりの際、コンシェルジュに徹していました。

妻の要望を叶えるために、カタチのない要望をカタチにするために、動いてきました。

とよクマ

いわゆる間取りや住宅設備、必要なオプションなどですね。

家づくりの表面的な部分の話です。

こうした部分は、何度も何度も話し合ったので、後悔は1つもありません。

一方で、ちょっとややこしい家づくりの勉強は、一手にぼくが引き受けました。

ちょっとややこしい部分とは、一言でいえば家の性能についての分野です。

  • 断熱材についての知識
  • 気密性能の大切さ
  • 外壁についての知識
  • 窓の知識

こうした部分をすべて伏せ、妻とは理想の生活(いわゆる間取りや住宅設備の部分)だけにスポットを当てて話し合いをしてきました。

とよクマ

なので、妻は未だに「断熱材って何?」 状態です(汗)

そんなスタンスで家づくりを進めましたが、引き渡しまでは特に何の問題も感じませんでした。

とよクマ

そう、家が完成するまでは……

ですが、実際にくらしてみると大きな「しくじり」に気が付くことになるのです。

勉強しない=家の知識がアップデートされない

くらし始めて、ぼくはすぐに自分のしくじりに気が付きました。

ハッキリと結論から書くと、妻の新居でのくらし方は、築30年以上の実家のくらし方で時が止まったままだったと。

せっかく悪くはない断熱性能に、それなりのエアコンを入れたのですが、あまり使わせてもらえません。

暖房を使わないことで、

  • 電気代の節約になる
  • CO2の削減につながる
  • 地球環境のためになる
  • 動けば寒くない
  • 着込めばOK
  • 湯たんぽ抱いてろ

「実家にいる時はもっと寒かったし、15℃もあれば天国」

とよクマ

たぶん実家は10℃ぐらい……(超寒い)

そんなことで、せっかく実装したとよくま式ハイブリッドは、あまり使われることなく初年度の役目を終えるのでした。

連続運転 VS 間欠運転

人知れず始まった我が家の天王山ですが、30年前で時が止まったままの妻には届かず、わが家は間欠運転制度と相成りました。

ぼくの理想の生活は、リビングの高性能エアコン1台の連続運転で、家の生活区域はすべて暖められる。

20℃~23℃で快適にすごせる。

(意図的に離れにした一部屋はのぞく)

一応ですが、理想が実現できる設計を心掛けました。

  • 夜トイレに起きた時も寒くはない
  • 寝る時に薄い毛布1枚でいい
  • 厚着をせずに快適にすごせる
  • 脱衣所も寒くない

連続運転と間欠運転の電気代の差は、ほんの数百円とも聞きますし、むしろ連続運転の方が安いとも聞きますし、ぼくとしては快適な生活のためであれば1万円電気代が高くなったってOKです。

とよクマ

このあたりは自分の環境で実際に検証しないと、正確な数字は出ないですね。

むしろ、風邪をひいて仕事のパフォーマンスが落ちるのが一番の損だと考えています。

ですが、Mottainaiの一言で連続運転は一蹴されてしまうのです。

冷えた室内と建材を瞬間的にフルパワーで温めるほうが、よっぽどエネルギー消費量が高い、もしくはほとんど変わらない、という研究結果もあるぐらいなのに……

何よりも、ここにきて突然、家の性能の話をしても……もはや建てた後。

興味を示してもらえません。

すでにクリアしたゲームの解説ぐらいにしか、聞こえていないのです。

家は暮らし始めてからが本番

ぼくは、家を建てるまでのことしか考えられませんでした。

当たり前の話ですが、家は住んでから、暮らし始めてからが本番なのです。

今思えば「なんて当たり前のことを言ってるんだ」と思いますし、読者の皆様も「当たり前すぎることだ」と思われるかもしれません。

ですが、家づくり中は、集中しすぎて先が見えないぐらいの仕事量があります。

目先の忙しさに負けてしまいました……

今思い返してみれば、そんな時こそ遠回りのように思いますが、一度立ち止まり、小さな一歩を共に歩む方が近道なのかもしれません。

近道をしたつもりでいたけど、暮らし始めてみると実は遠回りをしていたことに気づき、むしろ今からではたどり着けなくなってしまった。

1人で突っ走ると、こんな落とし穴があるのです。

「寒い」は百害あって一利なし

室温18℃を下回ると、一気に健康リスクが高くなると言われています。

ヒートショックはよく聞く話ですが、寒さは脳の神経細胞にも影響があり、認知症にも関係があるとも言われています。

また、厚い布団の中が約33℃と考えると、朝方は暖房器具を付けないと室温は10℃以下になってしまいます。

その差は20℃以上。

この室温差が、体に良いことは1つもないというのは、医学の専門知識が無くてもわかる話かと思います。

実際に、暖かい部屋にいると血の巡りが良くなり、とても心地よく感じますよね。

そこから急に寒い場所(トイレや脱衣所)に行くと、震えるほど寒く感じます。

さらにその状態から、服を脱いで用を足したり、お風呂に入るのです。

どう考えても、体に良いとは思えません。

命を守るためにも、体にダメージを蓄積させないためにも、室内を暖かく(20℃以上できれば23℃)するのは大事なことです。

また室温と同じぐらい、湿度も大事な要素です。

家づくりは自分と暮らしのアップデート

最近の新築は、あまりにも安かろう悪かろうな物件を買わない限りは、それなりに快適に過ごせると考えていいと思います。

ただしエアコン(暖房器具)は欠かせません。

高性能な住宅を建てても、エアコンの力を借りなければ、快適な住環境にはなりません。

最近の家は魔法瓶と同じ仕組みで、高気密高断熱で室内の熱が冷めにくい作りですが、そもそも空気を暖めたり冷やしたりなどは自然にできることではないのです。

そして今の時代は、夏よりも冬を意識した家づくりが重要です。

「家の作りやうは、夏をむねとすべし」

なんて言葉がありますが、現代では冬こそが重要です。

読者の皆さんのご実家は、築何年でしょうか。

20年を超えていると、家づくりは大きく進化していると思います。

ぜひパートナーと最新の住宅事情を共に学んでみてください。

家づくりの知識のアップデートは、新しいくらしのアップデートにそのままつながります。

ぼくと同じ「しくじり」をする人が減り、パートナーと足並みをそろえた家づくり、その先にある快適なくらしを祈りながら、筆を置きたいと思います。