レンガ敷き!DIYでミニアプローチを作る!(レンガの割り方~敷きつめ編)の続きです。

いよいよ、完成しました!
ダイジェストでお送りしていますので、時間の感覚が伝わりにくいかもしれませんが、実は準備から約2日かかっています。
さて、それでは、WEB外覧会いってみましょう!
ついに完成!レンガのミニアプローチ

仕上げに、化粧石を敷いて完成です!
一番目立つ部分なので、少しだけイイ石を敷きつめました。

一番手前はレンガとコンクリに段差ができてしまうので、やむなく石にしました。

ココだけの話ですが、捨てコンはちょっと雑な作りでしたね…
捨てコンの位置が高すぎるし、傾斜は建物側にかかっているしで、わりと困りました。
捨てコンの位置が高すぎると、駐車場の土間コンクリよりレンガが高くなってしまい小さな段差ができてしまいました。
そのため、レンガをギリギリまで敷きつめると、つまずきやすい仕様になってしまいます。
なるべくつまずかないようにと、手前を石にしました。
理想的には、最後までレンガにしたかったです。
まあ何といいますか、業者さんにとってお金にならないポイントはこういう扱いになるということです。
事前に使用するレンガも渡してのことなので、ちょっと残念でした。
実は、見えないところでちょっと捨てコンのの凹凸を削ったりもしています。
ちなみに面倒なので、特にクレームは入れませんでした。

さて、気を取り直してWEB外覧会の続きです。

目地は珪砂ですが、DIYとしては十分かと思います。
珪砂を目地に入れることで、かなりしっかりと固定され、動きません。

ベルギーレンガの柔らかな風合いが、とても気に入っています。

ただ、アンティークレンガなので、強度は△ぐらいと考えたほうがいいかもしれません。
やはり、しっかりと高温で焼いたレンガが強いかと思います。

ちょっと心配なのが、冬場の凍結ですね。
凍結による割れが少し心配です。
関東なので、それほど気にしなくてもいいのかもしれませんが…
このあたりは、一冬越してみないとわからない部分ですね。

水を撒くと、レンガと石の本来の色合いが出ます。

石は、コーヒー豆をイメージしたもので、割と高額です。
といっても、千円台ですが。

枠のレンガも、がっちりと固定されています。
この後、土を戻します。

ほんの60cm×250cmぐらいのスペースですが、70個ぐらいのレンガを使いました。
レンガって、かなり個数を使うんだなぁと思いました。
(足りなくて一度買いに行った)

レンガにしてよかったのは、雨の日でも滑らないことです。
コンクリでサンダルだと、わりとすべりやすいのですが、レンガだと足にしっかりとなじみます。

ほんの小さなアプローチですが、あると無いとでは大違い。
本当はもっと広いアプローチを作りたかったのですが、ここだけでも全くイメージが変わります。

晴れの日に撮影。
レンガの色がしっかりと出てくれました。

赤茶色の明るいレンガを選んで、本当に良かったです。

レンガの良いところは、年月とともに風合いを感じるポイントです。

これから数年経過すると、どんな色合いに変化してくれるでしょうか。
古さを楽しむ、アンティークですね。
そんな楽しみもあります。

最後になりますが、捨てコンだけ打ってもらえると、レンガを敷く作業はかなり簡単です。
ただし、捨てコンを打ってもらう際は、自分で断面図を書いた方がいいかもしれません。
僕はレンガを渡しとけばプロだから大丈夫だろうと思いましたが、考えが甘かったです。
まあ、よく考えてみれば業者さんとしては面白くない話かもしれませんね。
「捨てコンだけ打って! あとは、自分でやるから。」
というのは、儲けるポイントが失われるわけですからね。
実は、レンガ敷きの大半は技術料だったりもします。
それはさておき、ぼくは捨てコンを打ちましたが、砕石&転圧まででも特に問題ありません。
ただし、車のような重量物が上がらなければの話です。
- 砕石転圧からの四方の枠をモルタルでしっかりと固め
- レンガ敷きは砂の上
という工法でも、ぜんぜんOKです。
レンガも色々な工法がありますので、ぜひご自分で調べてみてください。
余談ですが、砕石転圧からのエッジ作りもこの次の記事で書く予定です。
ぜひ合わせて、ご一読ください!