「大工さんとの人間関係って、どうすればいいの? 要望とか言っていいのかな?」
「現場の見学とか、どのぐらいの頻度で行けばいいのかな?」
これから注文住宅を建てる施主さんに向けて、この記事を書きました。
県民共済住宅に限らず、すべての注文住宅のハウスメーカーで応用できる内容です。
ぼく自身、素人がゆえになかなか勝手がわからず、困ったことが何度もありました。
実体験を含め、これからの施主さんのために、レポートを残しておきたいと思い執筆することにしました。
それでは、本編をどうぞ!
もくじ
大工さんの基本情報
まずは、大工さんの基本的な情報を知っていきましょう。
ぼくたち施主から見るとハウスメーカーに建築を依頼して、大工さんが施工する流れになります。
なので、ついついハウスメーカー所属(社員)の大工さんと考えてしまいます。
ですが、多くのハウスメーカーの場合、ぼくたちが思うような雇用形態ではありません。
なぜいきなり、裏側の雇用形態の話になるのか?
疑問に思うかもしれません。
ですが、ここを把握するのは、大工さんとの人間関係を円滑に保つうえで柱ともなる部分ですので、一番初めに解説していきたいと思います。
いうなれば、「彼を知り己を知れば……何とやら」ですね。
大工さんは「手間請け」契約
手間請けとは、建築業特有の用語になります。
ぼくたちにとって、わかりやすい言葉でいいかえると、
- 下請け
- アウトソーシング
という言葉が近いです。
手間請けはその名のとおり、手間を借りる契約です。
材料はハウスメーカーがすべて支給します。
つまり、純粋な作業賃(工賃)、いわば手間代ですね。
手間請けの工賃の計算は、ハウスメーカとの手間請け契約によりケースバイケースですが、
- 坪あたり単価×坪数
- 日当(日給)
主に前者の、坪当たりの単価に坪数をかけるケースが主流です。
とよクマ
現在の注文住宅の施工工程は、完全分業制です。
前提となる作業が遅れると、後に控える作業がすべて遅れてしまいます。
そのため、工期はハウスメーカーによって厳しく管理されています。
また、手間請け契約によりケースバイケースですが、一般的には、
- 現場までの交通費(ガソリン代)
- 釘
- 工具一式
は、すべて自前での用意となります。
つまり、大工さんの必要経費(自腹)と言うことになります。
大工さんとハウスメーカーの関係
大工さんにとって手間請けの場合、ハウスメーカーがお客様となります。
さらにさかのぼると、施主がスポンサーなのですが……
直接お金のやり取り、契約を結ぶのはハウスメーカーです。
だからといって、施主を軽視するとか、そういう意味ではありません。
多くの大工さんが、スポンサーである施主を大事にしてくれます。
ですが、この流れを把握するのは重要です。
大工さんにとって、契約を結び、直接お金を受け取るお客様は、ハウスメーカーなので……
ある意味では、施主より絶対的な存在です。
そのため、何かあったらまずは現場監督に相談し、現場監督から大工さんに伝えてもらったほうが要望は通りやすいです。
大工さんはハウスメーカーの施工指示書に従って施工する
大工さんと聞くと職人さんなので、家づくりで色々なこだわりを持っている……
「あそこは、こうじゃなきゃ! あれは、ああしなきゃ!」
そんなイメージがあるかもしれませんが、実は自分の好きなように、好きなこだわりで作業はしていません。
手間請けの場合は、ハウスメーカーの施工指示に忠実に従って作業をします。
ここで大事なのは、
- 建材メーカーが推奨する工法
- ハウスメーカーの工法
は、違うこともあります。
大工さんのミスではなく、そもそもハウスメーカーの施工指示がそうなっている、と考える部分は意外とたくさんあります。
こうした部分を指摘するのが、大工さんにとって何よりも困ってしまう内容だったりします。
大工さんにとって理想の施主とは
手間請けの契約内容にもよりますが、坪あたりの契約なので、早く終わった方が儲けは大きくなります。
- 90万の収入で90日かかる
- 90万の収入で45日かかる
日当計算では、倍も違います。
つまり、こだわりが少なく作りやすい家の方が当然作業は速いです。
また、施主が契約時に取り決めた内容に従って作業するので、変更が多いのはとても面倒です。
契約からの変更が一切ない施主が、一番助かります。
他には、不明点を聞いた時に、すぐにレスポンスのある施主が助かります。
不明点を解決しないと、次の作業に進めない施工手順もあります。
大工さんの感覚では、たった1日レスポンスが遅れただけでも、かなりの時間ロスとなります。
もうひとつは、現場に来ない施主です。
施主的には、現場に行くのは迷惑かな?
と思いますが、意外にそうでもありません。
実は大工さんも不明な点、疑問がたくさんあり、施主に確認したいと思っています。
現地を見ながらであればミスの確率も減らせますし、相互理解も深まります。
大工さんにとって困った施主とは
困った施主の代表格は、毎日現場に現れては、配慮なくズカズカと現場に入り、好き勝手にできた部分をチェックする。
こんなタイプです。
建築中は色々な工程がありますが、中にはとても危険な日(状況)があります。
素人の見た目ではわからなくても、危険がたくさん潜んでいるのが建築中の現場です。
また、契約後の変更が多い施主も迷惑です。
仕様書に書いてあることをそのまま作業すればトラブルはありませんが、後から変更すると些細なニュアンスの違いが、大きな仕上がりミスになることが考えられます。
変更が多ければ多いほど、気をつかう部分が増え、神経を使います。
大工さん的には、契約までにブレないところまで決めてほしい。
と、思っています。
色々と困った施主の例を挙げてきましたが、もっとも困るのは、やり直しです。
マインクラフトなどゲームのような感覚で、簡単に訂正できる。
こんな感覚の施主も少なくはないようです。
先ほどの手間請けの話に戻ると、大工さんにとってやり直しほど無駄な作業はありません。
作業は進まず、逆に後退してしまい、良い事は1つもありません。
施主が1週間ぶりに現場に来たと思ったら、修正や作り直しを依頼。
でも、色々と作業が進んでいるので、かなり大掛かりな作業になってしまう。
こんなことが続けば、大工さんは大赤字になってしまいます。
ですから、毎日現場に行き、もしミスがあればすぐに修正を依頼する施主の方がまだ良いだろう、とぼくは考えました。
大工さんにも、その旨はしっかりと伝えておきました。
もうひとつ、先ほども触れましたが、現場に来すぎる施主も困りますが、全く来ない施主も困るということです。
1度も来ない施主には、恐怖を覚えると聞きました。
最後の最後、引渡し前のチェックでミスや修正をお願いされても、すでにやり直しができる状況ではないからです。
なので、自分の家の工事に興味が無くても、何回かは足を運ぶようにしましょう。
大工さんへの要望や訂正の伝え方
注文住宅は、100%オリジナルの間取りと仕様です。
すべての細かい部分までを考えると、何百ものポイントがあると思います。
そのすべてをノーミスというのは、事実上不可能です。
以上を踏まえた上で、大工さんに要望や訂正を角を立てずに伝えるには、どうすればよいか。
をレポートしていきます。
基本は現場監督を通して要望を伝える
現場に行くと大工さんが作業をされているので、手っ取り早く直接依頼したくなりますが、必ず現場監督や営業を通して要望を伝えましょう。
特にミスや訂正などは、直接伝えると角が立ちます。
一見すると回りくどいように感じますが、直接言わないのは、施主にとって最も効率が良いのです。
大工さんに直接依頼をすると、
- 後ほど「言った。言わない。」の話になりやすい
- 現場監督や営業が把握できていない
つまりトラブルになりやすいです。
大工さんの人柄が良いと、毎日現場に通うことで仲良くなり、気ごころ知れた仲になってきますが、一線を引くのはとても大切です。
大工さんと現場で打ち合わせして決めた内容は必ず現場監督か営業に報告
どんな細かい内容でも、必ず決定事項となる内容は現場監督や営業を通しましょう。
ただし、大工さんとの現場での相談は大いにするべきだと思います。
現場で直接打ち合わせをするのは、とても効率的です。
打ち合わせで決まった内容を正式に依頼する場合は、現場監督を通せばOKです。
ほうれんそう(報告・連絡・相談)そして確認は施主の仕事
今までの内容を踏まえ考えると、施主の重要な仕事は、報連相です。
- 報告
- 連絡
- 相談
そしてもうひとつ、確認があります。
ハウスメーカーの現場監督はひとりで多くの件数を抱え、日々超絶多忙です。
大工さんも決められた工期で、現場を仕上げなければなりません。
つまり、両者とも、かなりのハードワークです。
ある意味では、品質管理は施主の仕事と考えても良いでしょう。
細部までチェック(確認)し、修正箇所やミスがあれば、現場監督に連絡を入れる。
大工さんへの要望(変更点)や打ち合わせで決めたことがあれば、現場監督に伝える。
逆に現場監督に伝えた依頼は、大工さんにも伝えておく。
円滑な報連相+確認が、建築中の施主にとって、最も大事な仕事です。
また、工程管理が現場監督の仕事であれば、品質管理は施主の仕事です。
言い換えれば、施主自身が品質管理の現場監督である。
と、考えましょう。
面倒かと思うかもしれません。
ですが、後からの大幅は作り直しは、建物を傷める原因となります。
少しでも良い家にしたいのであれば、自らも参戦する気持ちで臨むと良いでしょう。
円滑なほうれんそうのコツ
基本的に現場は、ハウスメーカーの定めた工法と契約時の図面で、現場監督が常時居なくても作業が進行できるようになっています。
そのため、普段から細かく大工さん(その他の職人さんも)、現場監督と密に連絡を取ることはありません。
工程ごとに施工報告はしますが、毎日ではありません。
現場監督が日々多忙であることを考慮すると、メールで連絡を入れるのが効率が良いです。
電話は緊急性の高い内容の時のみとし、基本的なほうれんそう+確認は、メールで十分な内容がほとんどです。
メールであれば、細かい内容を逐一伝えても、電話ほどの負担にはなりません。
またメールでは、
- 至急案件
- 一両日中
- お手すきの時にでも
など、緊急度を伝えると良いと思います。
忙しいだろうか。迷惑だろうか……など、相手の立場が気になり、なかなか自分の意見を伝えづらいかもしれません。
思いやりは大切ですが、必要な連絡は必要なのです。
人生で一番高い買い物です。
30年以上、住む家です。
遠慮をすれば30年後悔します。
と、考えれば、思いやりは大切なものの、伝えるべきことはしっかりと伝えるべきなのです。
施主の要望を軽くあしらうような現場監督であれば、交代もやむなしです。
現場視察で気を付けたい事
基本的には確認のために、毎日現場に行くのがおススメです。
現場を見学する際の心得を書いていきたいと思います。
できれば現場監督と予定を合わせ同行する
一番の理想は、現場監督と時間を合わせ同行することです。
現場監督は基本、毎日現場には来ません。
数日に1回の訪問となります。
メリットとしては、その場で大工さんを交え、変更や修正をお願いできます。
その場に全員が居るので、ほうれんそうも必要ありません。
また、安全上も現場監督と一緒であれば、問題ありません。
現場を確認する際には、必ず一言かけ指示を仰ぐ
先ほども書きましたが、現場は素人には見えない危険が潜んでいます。
- まずは大きな声であいさつし、存在感を出す
- 今日は入っても良いか
- どこなら見ていいか
この3つは、絶対に守りましょう。
大工さんの邪魔になるかな? 集中力が欠けるかな?
と思い、そーっと現場に入るのが、実は一番危険です。
大工さんをおどろかせてしまうと、施工ミスばかりでなく、大工さんにケガをさせてしまうかもしれません。
大工さんにとって、ケガは文字通り致命傷です。
できればですが、あらかじめ行く時間を決めて、伝えておくと良いでしょう。
毎日、何時に行きます。とかですね。
また、現場監督に相談し、大工さんにアポを取ってもらい、いつなら作業場の都合が良いか?
を、聞くのも良いでしょう。
10時や15時の休憩中が訪問には良いと言われますが、大工さんの考え方次第で、
- 休憩時はゆっくり休みたい
- 休憩中に話しをしたい
本当に人それぞれなので、「事前に大工さん的には、いつごろの訪問がよいか?」と決めておくと良いと思います。
絶対にNGなのが、12時~13時の休憩時間です。
人間関係を重視するのであれば毎日の訪問は控える
大工さんにとって、必要な時には確認のために現場に来てほしいですが、何もなければ施主の訪問は「ウェルカム」とまでは思っていません。
使いかけの工具やクギなど、現場にはケガの危険となる道具が多いです。
中には、実際にケガをしてしまった施主も少なからずいるようです。
仮にケガをしてしまった場合、施主の自己責任……と施主自身が考えてくれればまだいいですが、「大工さんの責任」と強く出たらどうでしょう。
とても困りますね。
実はこれ、実際にあった話なのです。(ぼくじゃないですよ)
大工さんは、ぼくたち施主の安全を第一に考えると、やはり毎日の訪問は避けてほしいところなのだと思います。
一方で、ミスや修正など、施主の立場では毎日の確認をしたいですね。
一番良い解決策は、事前に毎日現場に行くスタンスであることを、現場監督を通じて伝えておくことです。
「そういう考え方の施主なんだ。」
と、はじめから認識してもらうのが良いでしょう。
こうした施主のスタンスは、後から知ってもらうより、先に知ってもらった方がストレスが少ないです。
その際に、大工さん的に守ってほしいことやお願いなどを取り決めておくことです。
取り決めをしないと、お互いがお互いの常識に縛られ、勝手に自分の中で考えた「あたりまえ」が裏切られたと感じる時に、人は感情的に怒ります。
自分の当たり前は、他人の当たり前ではありません。
一方が怒るだけならまだしも、双方が感情的になれば、もはや手が付けられません。
そうなる前に、毎日現場を確認することを全体に、大工さんとルール決めをしておくのが良いでしょう。
毎日現場で施工ミスが無いかを確認するのはとても大事
大工さんにとって理想の施主はどうあれ、いち施主の意見としては、やはり毎日確認をするのは大事なことだと思います。
大工さんは基本的に、ハウスメーカーの施工仕様と個別の施工内容に従って作業します。
ですが、人が作業をする以上、職人というカテゴリーである以上、注文住宅という性質上、機械的に画一的にはなる保証はどこにもありません。
また、当然ながらミスはゼロではありません。
大事なのは、腕の良し悪しもさることながら、丁寧な施工です。
大工さんにとってはお仕事で、年間サイクルの中のいち現場ですが、施主にとっては35年ローンで人生最大の買い物です。
実はこの温度差、結構あります。
どうあっても埋められない温度差なので、致し方がありません。
一般社会では、経営者と労働者の視点の違いみたいなものです。
ですが、お金。それも人生最大の超大金を支払う以上は、施主の温度に合わせてもらわなければなりません。
常に施主の温度を伝えるには、訪問するしかありません。
例えどう思われても、施主も本気で家づくりをしてる!
と、アピールするのは重要です。
「この施主には、本気で答えてあげたいな!」
熱い気持ちが伝わることで、大工さんにそんな風に思ってもらえれば、最高ですね。
できるだけ写真を撮影する
わかっていても、わからなくても、写真の撮影は大事です。
引き渡しの後に問題が起きた時など、自分で撮影した写真が生きることがあるかもしれません。
できるだけ細かく、写真を撮りましょう。
また、不明な点がある場合、写真があれば第三者に話をせずとも伝わります。
よく現場に行き、よく写真を撮る。
これだけで職人さんは、丁寧な作業を心掛けなければ、と思うものです。
施主に来てほしいタイミングと遠慮したいタイミングがある
もし大工さんとの人間関係を第一に考える場合は、来てほしい時にいつでも駆け付けられる状況が良いでしょう。
矛盾しているようですが、施主の意見を聞きたい時と、作業に集中したいタイミングがあるものです。
現場監督を通じて、連絡をもらえるようにしておくのがスマートな方法です。
不明点があればメーカーにも確認する
安心を買うのであれば、ホームインスペクションを受けるのも良いと思います。
建築診断ですね。
ぼくは自分で工程を調べ、ひとつひとつ正しい施工なのかを勉強しながら、現場の確認に臨みました。
夜に写真を見ながら、勉強したのは良い思い出です。
余談ですが、その副産物として、ブログの記事があります。
さて、もし不明な点があれば、メーカーに聞くのが手っ取り早いです。
何度か相談しましたが、とても適切な回答でした。
また、何かを指摘するにはエビデンス(根拠)が必要です。
メーカーの公式見解は、エビデンスとしては最適です。
大工さんにご祝儀や差し入れは必要か
ご祝儀や差し入れも、大工さんとの人間関係には欠かせない内容ですので、レポートしていきたいと思います。
ご祝儀はあるとうれしい
大工さんも人ですから、ないよりはある方が良いです。
ただ今の時代、ご祝儀を用意する人は、とても少ないようです。
大工さん的にも、あればラッキー。
ぐらいの感覚のようです。
わが家の具体的なご祝儀や上棟時の用意は、
で、特集していますので、よかったらご一読ください。

差し入れは必要ではないけどあるとうれしい
今の時代、どのハウスメーカーでも表向きは大工さんに差し入れは必要ない、と言われています。
実際に、一度も持っていかない人が半分以上と聞いています。
差し入れがあるから作業が変わるわけではありませんが、人と人が関わる仕事である以上、思いやりはあったほうが良いと思います。
それとなく、大工さんがいつも飲んでいるものや、世間話のついでに好きな飲み物やお菓子を聞いて、用意すると喜ばれます。
もし変更や修正などをいくつかお願いしたのであれば、「お疲れ様です。ありがとうございます。」の一言と共に、心ばかりの差し入れをすると、気持ちは伝わると思います。
同じ作業であれば、気持ちよく作業してもらいたいですよね。
自分なりの相手を想う気持ちを伝える何かは、あったほうが良いと思います。
大工さんとの付き合い方の秘訣まとめ
色々と書きましたが、少し……いや、結構ウザいぐらいの施主でちょうどいい、と思ってください。
ぼくは、言いたいことはすべて現場監督を通して伝えましたし、いくつもの修正や要望、変更もお願いしました。
間取り自体も複雑で、造作も多い仕様です。
かなり手間のかかる施主だったと思います。
ですが、それぐらいでいいのです。
一時の自己評価のために35年間、指摘できなかったことを、ずっと後悔するのはぼくにはできませんでした。
ただ、思いやりなく横暴な態度は避けるべきです。
これでは人として……の話になってしまいます。
お客様は神様の時代は、もはや遺跡です。
常に低姿勢で、相手を思いやり、頭を下げてお願いをする。
これを守れば、疑問に思う点や要望などをしっかり伝え、体当たりで家づくりをして良いと思います。
注文住宅は自分のための家づくりです。
言い換えれば、自分が納得するための家づくりを最後の最後までやりとげることです。
もう二度と、家はいいや……
やりきったよ、エイドリアン。
と思うぐらいまで、やりぬきましょう。
現場監督との付き合い方の秘訣【注文住宅を建てる施主の心得】 も書きましたので、よかったら合わせてご一読ください。
