わが家の屋根裏点検口は、3ヵ所もあります。
とよクマ
ナツ
その中のひとつが、小屋裏収納の壁横に付いている点検口です。

とよクマ
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今回は、壁横の点検口の気密性能をUPさせるDIYの記事です。
それでは早速、本編にいってみましょう!
点検口から冷たい風が吹き込み室温が下がる(冬場)
壁横の点検口のスキマから、冷たい風(現在は冬)が入ってきます。
とよクマ

小屋裏収納の整理整頓をしてた時……
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小屋裏収納は屋根裏なので、夏は暑く冬は寒いとは聞いていましたが……
それにしても、家の中で圧倒的に寒い環境です。(今は冬)
ぼくはこの寒さの原因が、情報分電盤と点検口の気密性能に問題があると仮定しました。

ためしに点検口のふたを外してみると……

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断熱材が1cmしかありません。
つまり、点検口のサイズ45cm×45cmが断熱欠損ということになります。

天井の点検口は断熱材を上にのせるカタチになるので、それほど問題はないのですが……
壁横だと点検口のフタに、グラスウールをはり付けるしかないようです。
余談ですが、オプションでも断熱材付きの点検口の方がよかったです。
点検口の断熱DIY開始!
ということで、まずは材料調達から。
ホームセンターでグラスウールを買ってきました。
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ナツ

できればですが、高性能グラスウールを選ぶのがおススメです!
さて、このグラスウールを点検口のサイズに合わせてカットします。

サイズを計測したところ、43.5cm四方でした。
縦は調節できるのでピッタリにできますが、左右のサイズは少し足りなそうです。
とよクマ
ためしにグラスウールをはめ込んでみました。

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ということで、ウッドデッキのあまりの材料をカットして…

これでピッタリです!

ピッタリとおさまると、気流(風)がまったく入り込まなくなりました。
最後は、夏でも残らない、弱粘着の養生テープを貼って、さらにシャットアウトしておきました。

断熱DIYで室温が改善
今回のDIYは、情報分電盤の作業と同時に行いました。

情報分電盤のDIYの記事でも触れましたが、室温が大幅に改善しました。
気流止めのDIYをする前は、朝の一番寒い時間に5.5℃まで下がりましたが……

気流止め後は、10.6℃まで上昇しました。

また、グラフも気流止め前に比べて上下が少ないです。
この結果を見た限りでは、本当にやって良かったなと思いました。
小屋裏収納の横型点検口の断熱性能をアップ【気流止め】させるDIYまとめ
横型点検口と情報分電盤のDIY作業を通じて感じたのは、気密性の重要性です。
大きな穴ではないのですが、気流(冬なので冷風)が室内に流れ込むと、室温が低下します。
イメージ的には、クーラーの吹き出し口です。
冷たい風が、室内にとめどなく流れ込みます。
とよクマ
横型の点検口はたぶんレアなので、ほとんどの家には無いかと思います。
ナツ
もしあるようでしたら、一度点検口を確認されると良いと思います。
とよクマ
また、これから家を建てる施主さんには、断熱材付きの点検口がおススメです。
ただ、天井の点検口であれば、それほど気にしなくてもOKです。
断熱材が上にのせられていると思います。
壁横の点検口という、とても少数派に向けての記事ですが、少しでもこの記事が誰かのお役に立てればうれしく思います。