今日は、わが家のWEB内覧会にお越しいただき、ありがとうございます!
今回は、主寝室のWEB内覧会をレポートします。
わが家の主寝室は、6.7畳。
主寝室のみ「離れ」のような独立した部屋に設計しました。
平屋の特性を生かし、ほかの3部屋はすべてリビングからアクセスできますが、主寝室だけ離れ小島です。
平屋のセオリーとして、廊下をなるべく減らし、リビングから各部屋にアクセスできる動線は、
- 建坪の節約
- 利便性
- 光熱費の節約
など、大きなメリットがあります。
ですがあえて、そのメリットを捨て、別のメリットが得られるように工夫しました。
わが家の主寝室のWEB内覧会と合わせて、なぜ離れのような造りにしたのか?
を、レポートしたいと思います。
それでは、どうぞごゆっくりと、主寝室のWEB内覧会をお楽しみください。
もくじ
主寝室のWEB内覧会

玄関を入ってすぐ右側の部屋が、主寝室です。

扉を開けてみると、造作の本棚とブルーの壁紙が目に入ります。
スタディスペースにも造作の本棚がありますが、ぼくの書籍はこちらに置こうと思っています。

大人用の本棚です。

北側は、小さな横すべり窓が1枚。
ブルーの壁にコンセントが見えますが、
- 上:デスク上で使える横2連コンセント
- 下左:通常のコンセント
- 下右:有線LANとコンセントと電話線
有線LANを使える環境がポイントです。
とよクマ
ナツ

東側は、160cmの掃き出し窓を設置しました。
夏は結構、熱い部屋になると思います。
朝日から昼すぎまで、部屋の中にガンガン日光が入ります。
本の収納をメインに造作棚を設計

本棚は造作にしました。
造作にすることで、安全性が高くなります。
ナツ

もう一方では、カウンターを設置しました。
横型コンセントを2か所(コンセント穴4つ)、配置しました。
カウンターの使い方は、部屋の利用方法によって大きく変化します。
とよクマ
ウッドワンの天板を採用

カウンターの天板は、ウッドワンの無垢板、パイン材をチョイスしました。
余談ですが、パイン材の他にもオークをはじめ色々な種類の材質が選べます。
お部屋の雰囲気と好み合わせて、好きな天板を選びましょう。

家全体の統一感を重視し、パイン材の天板をチョイスしました。
P型キッチンも笠木(スイッチニッチ)も、スタディスペースでもウッドワンのパイン材を採用しています。



カップボードも同じくパイン材で延長しています。

家全体の統一感は、来客が見る部分ではないかもしれませんが……
自分達の目にもやさしい空間がよいなと思い、パイン材に統一しました。

無垢材はやさしい色合いで、はだ触りも良く、冷たくありません。
天然の木は、見るだけでも落ち着く気がします。
天井高は約2600mm!ダウンライトを採用

せっかくなので、少しでも空間を広く見せるため、天井は上限まで上げてもらいました。
たぶんですが、2600mmぐらいの高さだと思います。
同じ空間でも、天井の高さで大きく部屋のイメージが変わります。
とよクマ
余談ですが、県民共済住宅であれば折り上げ天井が超オトクなので、うまく使うのがおススメです。

最初の計画ではシーリングライトでしたが、開放感を重視したかったので、ダウンライトに変更しました。
梁ギリギリまで天井を上げたので、ライトは梁を避けて施工しています。
そのため、少し離れた位置にライトを設置することになりました。
主寝室が事務所に変身?コンセプトは七変化

主寝室がメインの部屋ですが、事務所としても利用ができるように、間取りを工夫しました。
ぼくの個人的な話になりますが、フリーランスとして仕事をしております。
とよクマ
ナツ
もしかしたら、将来的に事務所とか必要になるかもしれない!
と思い、あえてLDKのプライベートゾーンから独立した離れのような部屋として設計しました。
事務所に変化!

玄関のとびらを開けると、プライベートゾーンをみることなく、すぐ右側に事務所(主寝室)の扉があります。
トイレもLDKに足を踏み入れることなく、使用できます。
とよクマ

余談ですが、テラス付きなので、コンテナガーデンを置けば……
部屋の中から植栽が見えるようになります。
とよクマ
先ほどの本棚は、事務所利用の場合、専門書や書類置き場となります。
カウンターには電源があるので、コーヒーメーカーなども置けます。
ピアノ教室に変化!

もしかしたら、ピアノ教室やるかも?
ということで、床補強のオプションも入れておきました。
基礎の上の柱は大引きと言いますが、しつこいぐらい細かく組まれていますね。
グランドピアノも問題なく置けそうです。
とよクマ
ナツ
先ほどの本棚は、もしピアノ教室になれば、大量の楽譜を収納します。
カウンターには楽譜、天板にはオーディオを置く予定です。
また、周辺に住宅がないので特別な防音工事はしていませんが、ALCを選びましたので防音効果には期待しています。
窓のみ内窓を付ければ、ピアノをひいても近隣の迷惑にはならないと思います。
あえて離れのような間取りを設計するメリットとデメリット
とよクマ
- 事務所など仕事部屋になる
- (仕事の)来客にプライベートゾーンを見せない造りになる
- プライベートを重視した個室になる
- 静かで集中できる環境になる
事務所を借りるって、実はとても大変だったりします。
創業時など事業が小さい間は、自宅内に事務所を設置するほうが費用の面で効率的です。
ナツ
- LDKの空調がとどかない
- 廊下が増えるので坪単価がかかる
- 子ども部屋には不向き
- 事務所として利用すると寝室が無くなる
ほぼ離れのように独立した部屋になるので、LDKの空調の守備範囲から外れてしまいます。
とよクマ
廊下の面積が増えるので、建坪が上がってしまうデメリットがあります。
子育ての考え方にもよりますが、玄関から家族の顔をみずに部屋に入れますので、子ども部屋には不向きです。
最大のデメリットは、事務所として利用すると、主寝室がなくなる点です。
ナツ
となってしまいます。
客間用の和室でもあれば解決するのですが……
まあ、そうなった時に対策を考えます。
というのも、あまりに想定しすぎると、もう1部屋必要じゃない?
となってしまうので、あえて深く考えませんでした。
とよクマ
ナツ
ぐらいの感覚です。
主寝室?事務所?フレキシブルに変わる部屋!まとめ
冒頭に書いた離れのような部屋をつくるメリットは、
「賃貸で事務所を借りるぐらいなら、家の中に作っちゃったほうがおトク」
これは圧倒的に大きなメリットです。
事務所を借りるのは、審査なども含め、とても大変です。
とよクマ
特にピアノ教室は音の問題、ピアノの重量の問題など、難しい問題がたくさんあります。
ナツ
わが家の離れ部屋の面積は、6.7畳。
建坪単価(約32万)で計算すると、約120万の建築費用です。
1ヶ月6万円の家賃を払うと考えると、わずか2年弱で回収できる計算です。
とよクマ
今の時代、ネット中心の集客に力を入れれば、立派な事務所を構える必要性も低くなりました。
また、自宅事務所とパソコンが1台あれば、(お金的に)ノーリスクで開業できる時代にもなりました。
とよクマ
少し話はそれましたが、何か自分で仕事を始めるには、まず自宅の一室からスタートすれば気軽に始められます。
できるだけ小さく、リスクを少なくはじめ、大きくなればなった時にその先を考えればよいと思います。
せっかくの注文住宅ですから、お仕事もからめながら、使いやすい間取りを設計するのがおススメです。
状況次第で、フレキシブルに変化できる1部屋があると、とても便利ですよ!
とよクマ
なんて日が来るかもしれませんね。
最後になりますが、今日はわが家にお越しくださり、ありがとうございます!
よかったらまた、他のお部屋(WEB内覧会)にお越しください。
