今回は、固定資産税の金額についてレポートしたいと思います。
いよいよわが家も引き渡しを終え、新築の家屋調査の日を迎えました。
つまり、今年から固定資産税の支払いが始まるのです。
- 33坪ぐらいの平屋の固定資産税額はおいくら?
- 不動産取得税はおいくら?
- 固定資産税分の増額も意識して住宅ローンを組んだ?
を、この記事ではレポートしています。
それでは、本編をどうぞ!
もくじ
市から新築の家屋調査が来たよ
家屋調査のハガキが届いたのが、12月上旬のこと。
12月は仕事が忙しい時期なので、1月の落ち着いた頃でもいいかな?
と、問い合わせてみると…… OKとのこと。
それほど急いで家屋調査を受ける必要はなさそうです。
わが家が家屋調査を受けたのは、1月の中旬。
ハガキが届いてから、1ヶ月半後の調査となりました。
わが家の固定資産税額

わが家の固定資産税は7.3万と記載されていますが、今の時点では概算金額とのこと。
事前にある程度、ベースとなる金額を計算してくれるようです。
訪問した市の職員は、間取り図と実際造られた家に相違がないかのチェックをします。
- 女性2名での訪問
- 間取り図を見比べながら目視でのチェック
- 時間は20分ぐらい
- 収納の中までくまなくチェック
つまり、間取り図どおりの造りであれば、概算金額と同じだけど……
仕様を変更した場合は、増減するよ。
というようなイメージなのかな?と感じました。
ちなみに、すでにわが家の図面は入手されていましたが……
かなり古い図面で、最終図面とはまったくもって違う内容でした。
とよクマ
ナツ
ということで、最終図面をその場でコピーすることになりました。
何がすごいって、A3の携帯コピー機を持っているところ。
あれ、高いんだろうなぁ……

まず、不動産取得税額について。
土地を取得してから6~8か月で納税通知書が届くらしいので、わが家は非課税なのだと思います。
土地を取得したのは、昨年1月。
昨年中に納税通知書が届かなかったので、確実に非課税だと思います。
市街化調整区域バンザイです!(関係ない?)
さて、家屋の評価格が1120万円となっていますが、この金額は概算です。
調査の結果で多少の増減はあるものの、ほぼほぼの金額らしいです。
このままの金額であれば、不動産取得税は徴収されないこととなります。

家屋固定資産税の896万は、1120万×80%の金額。
896万に1.4%をかけると、12.6万円(≒:ニア・イコール)となります。
とよクマ
3年間は固定資産税の軽減措置があるので、半額になります。
とよクマ
ナツ
現在80%の評価額が年数経過とともに減額されます。
4年後は、67%ぐらいの評価額になっていると思われます。
減額を考慮すると、4年後の固定資産税は約10万円の予想です。
とよクマ
ナツ
減価償却に近い内容でもありますね!
簡易的にシミュレーションしてみた(家屋)

とよクマ
ナツ
予想にはなりますが、約20年後に、最低の20%まで評価額が減額されると思われます。
ちなみに、建物を取り壊すまで20%分の評価額を毎年支払うことになります。
固定資産税の支払方法
支払方法は大きく分けて2種類です。
- 口座引き落とし(年間4回or一括)
- 払い込み用紙(年間4回or一括)
一括支払いで安くなるわけではないので、どちらを選んでも得はありません。
住宅ローン控除も忘れずに!

合わせて、住宅ローン控除の説明も受けました。
それほど難しくない手続きなので、自分で申請するのがおススメです。
もし自信がなければ、お勤め先の税理士に相談するのが良いと思います。
初年度(家を買った次の年はじめ)の、2/16頃~3/15までに必ず忘れず申請しましょう!
家屋調査で見るポイント

家屋調査では、どんなポイントを見るのでしょうか。
調査員にインタビューしてみました。
- 壁紙の材質
- フローリングの材質
- 換気扇の有無
- キッチンの長さ
- 屋根の面積
- 基礎の面積
- 外壁の材質
- 洗面台の長さとシャワー付きの有無
と、わりと細かくチェックするようです。
とよクマ
壁紙は、一般的な壁紙より珪藻土などの塗り壁の方が高い評価になるようです。
とよクマ
外壁はサイディング→タイルやぬりかべの順で高い評価格となります。
ちなみに、ALCも専用の項目があるようです。
サイディング→ALCの評価額となるようです。
キッチンは、長さを計測していましたが、奥行きは計測しないようです。
余談ですが、255cm(250?)が標準で、以下であれば減免となるようです。
わが家のキッチンは245cmなので、少し減免になるようです。
カップボードなどの造作は、特に計算には含めないようです。
平屋の固定資産税額はお高め!?

平屋は2階建てにくらべ、家屋の固定資産税が増えるようです。
というのも、評価において屋根と基礎の面積は重要なポイントのようです。
ただ、体感としては倍になるほどの金額アップではないようです。
同じく県民共済住宅で建築したFUYUさんがブログで固定資産税を公開されています。
参考 市役所の新築家屋調査がありました!不動産取得における税金(不動産取得税、固定資産税)WEB内覧会予定|2019|県民共済住宅で建てるFUYUの新築ブログ!約35坪の建築面積ですが、約33坪のわが家とほぼ同じ金額の家屋固定資産税です。
以上のケースから、体感でのお話しになりますが、平屋で増しになる金額は約1~2割ぐらいでしょうか。
価値観にもよりますが、平屋建てを悩むほどの金額UPではない感じです
固定資産税の支払も視野に入れた住宅ローンを組もう!
固定資産税の支払も大きな費用のひとつです。
わが家のケースでは、
- 最初の3年は約7.3万円
- 4年目から約10万円
の支払となります。
住宅ローンの返済金額は約6万ですから、固定資産税も含めると……
月々6.5万の支払となります。
とよクマ

ここで注意したいのは、住宅の固定費は住宅ローンだけではないという点です。
よくハウスメーカーの広告に、
「賃貸と同じ月額で家が買える!」
とありますが、賃貸と同じぐらいの返済金額で住宅ローンを組めたとしても……
固定資産税の支払いがあります。
とよクマ
ナツ
つまり、わが家の総額は約2600万円ですが、固定資産税も含めると2800万円の買い物をしたと同じ事になります。
わが家のアパート時代と新築一軒家の支出金額の違い
とよクマ
- 家賃:6万5千円
- ガス代:1万円(月平均)
- 電気代:1万円(月平均)
ナツ
- ローン金額:6万円
- 固定資産税:5千円
- ガス:1万円 (月平均予想)
- 電気:1万5千円(月平均予想)
わが家は月々5千円とゆるやかな金額アップですが、ケースによっては2万円以上も支出金額が増えるケースも珍しくはありません。
とよクマ
こうしたローン金額+もろもろの固定費と生活費 は、自分で試算するしかありません。
その一助になればと、ブログでこうして固定資産税や水道光熱費を公開しています。

建物の造りや大きさにもよりますが、一軒家では……
- 固定資産税:5千円(月平均)
- ガス代:1万5千円(月平均)
- 電気代:1万5千円(月平均)
ぐらいの金額がかかってきます。
少なくとも月1万以上、多くみて3万ぐらい(※)は、住宅ローンの金額にプラスされると想定するのがおススメです。
※固定資産税+一軒家になって増えた分の光熱費の概算金額
とよクマ
ナツ
今回の固定資産税の記事で、おカネのシミュレーションができて助かったよ!
なんて思っていただけると、うれしく思います。
無理のない資金計画で、建ててよかった幸せなマイホーム生活につながれば幸いです。