どうも、お久しぶりです。
前回のWEB内覧会から、1週間が経過してしまいました。
この間、風邪なのですが38.5度の熱にうなされていました。
当然、キーボードで文章を打てるわけもなく……
おとなしく布団の中で、プライムリーディング寝ていました。
余談ですが、古事記のマンガが、ものすげー面白かったです。
以前、地鎮祭の記事を書きました。

古事記を読んで、より一層、地鎮祭をやって良かったなと思えました。
さて、話を戻しますが、1週間の体調不良ですが……
原因は、家づくりで気力を出し尽くしたからに他なりません。
やはり、少しの余裕を残しておくのが大人のたしなみですね。
今回の体験を踏まえ、家づくり後の体調の整え方についても、後日記事を書きたいと思います。
家づくり中は、気を張っているので体調はくずれませんが、すべて終わった後が一番怖いところ。
これから家を建てる方は、気力の出し切りには十分に注意してください。
そんなことで、本題に行ってみましょう!
梁出し天井で30cm高さアップ!

今日は、わが家のWEB内覧会にお越しいただき、ありがとうございます!
今回は、わが家のリビングの天井について、レポートしたいと思います。
それでは、どうぞごゆっくりと、WEB内覧会をお楽しみください。

わが家の天井は、標準より約30cm高い2750mmです。
写真を見ると、奥のキッチンやテレビボード側の天井と、リビングの天井の高さが違うかと思います。
キッチン側が通常の2450mmです。
キッチンを境に、ダイニングとリビングの天井が2750mmの高さです。
30cm違うと、かなり解放感があります。

LDKに段差を作ったことで、空間のメリハリもできました。
梁は構造用木材
梁は見せ梁ではなく、構造用の木材をそのまま見せています。

構造をそのまま見せたことで、梁がT字になっています。

〒のマークですね(笑)
実は、T字の梁と一文字の梁は木材の種類が違います。

T字の梁は、合板です。

アップで見ると、板が重なっているのがわかりますね。

T字の接続部分です。
実は、合板の方が強度があるようです。

もうひとつの梁は、米松です。
手に入りやすい木材ですね。
写真はキレイな部分です。

構造用なので、節なども大きく、意匠性には欠ける部分があります。
ですが僕としては、それもまた天然の木らしくて良いと思っています。

照明も、梁があるので難儀しました。
逆に考えれば、梁にそって設置すれば間違いありません。
照明を中心に考えるのではなく、梁を中心に考えればいいんだと思うようになってから、一気に照明が決まりました。
工事中の写真

T字の合板梁の写真です。
写真で見ると、かなりの太さがありますね。
部屋(天井)に出ているのは、下半分です。

別の角度から見た写真です。
奥には一文字の米松も見えますね。

こちらが米松の写真です。
思いっきり、部品の番号が印字されていたので、大工さんにヤスリをかけてもらいました。
とよクマ
大工さんには、色々と我がままを聞いていただき、本当に感謝しています。
塗装はあえて無塗装に

せっかくの梁なので、塗装しようかな……
と思いましたが、あえて無塗装にしておきました。
その時のやりとりは、コチラ。
元現場監督で木工職人のなおっぺさんから、色々と教えていただきました。
参考 元現場監督の木工職人がお悩み解決家つくり DIYブログとよクマ
ナツ
結局のところ、塗装の有無で将来的な梁の割れは防げないのであれば、木の感覚を自然のまま楽しみたいと思いました。
床は無垢に出来なかったので、せめて天井ぐらいは無垢に……
なんて、すこし頭をよぎったりしました(笑)
余談ですが、梁は割れても構造上は問題ありません。
梁出し天井になったいきさつ

設計段階では、折り上げ天井の見せ梁を使う予定でした。
設計の時点では、何cm天井が上がるのか正確にわからなかったので、とりあえず折り上げ天井+見せ梁を入れておいて……
その後、現場で現場監督と相談しながら詳細を決めることにしました。
現場監督と話をする頃には、全体的な構造も出来上がっているので、図面を見ながら詳細の話ができます。
ラッキーなことに、平屋ということもあり、そこそこ天井が上げられそうな構造でした。
せっかくなのでお言葉に甘え、天井を上げられるだけ、上げてもらうことにしました。
折り上げ天井の折り上げ部分がないのは、大工さん的に天井全体をあげたほうが、この家の構造的に施工がしやすいようです。
この点もまた、ラッキーでした。
とよクマ
ナツ
梁出し天井で30cm高さアップ!まとめ
わが家の平屋かつ、広めの切妻屋根のカタチが功を奏し、また現場監督や大工さんの多大なるご理解もあり、リビングの天井は思い望んだ最高のカタチとなりました。
とよクマ
ここで一番大事なことを書きますが、ぼくと同じ梁出し天井+天井上げができる確率は、それほど高くはないと思います。
たぶんですが、勾配天井にしていた間取りをキャンセルしたので、屋根裏の空間が余っていたのでしょう。

そもそも、設計段階で梁出し天井はオプションとして組み入れられません。
すべては現場監督と大工さん次第なので、現場監督に最初の打ち合わせの時にダメもとで聞いてみましょう。
2階建ての場合は、たぶんですがNOになると思います。
仮にYESであったとしても、2階建ての1階の天井上げは、あまりおススメしません。
1階と2階の間が狭く(薄く)なると、声や足音が上下でかなり響きます。
また、天井が広くなるのは空間が広くなりますが、広くなった分エアコンなどの空調の効率は悪くなります。
勾配や吹き抜けほどの大きな空間ではないので、微細な変化かもしれませんが、注意が必要です。
余談になりますが、いずれハンモックでも掛けられたらいいなと思っています。
本当は、予算があれば、勾配天井にしたかったんですよねえ……
県民共済住宅の勾配天井は、とってもリーズナブルなオプション価格で実現できるので、イチオシといっていいぐらいおススメです。
ぼくの体感にはなりますが、たぶん床暖房なしの標準断熱でも、現代の建築技術であれば……
それほど寒さと暑さに悩まされることは、ないと思います。
もちろん、高性能エアコンは大前提ですが。
さて、今回はLDKのLDの天井についてレポートしました。
今日はわが家にお越しくださり、ありがとうございます!
よかったらまた、他のお部屋(WEB内覧会)にお越しください。
