着工142日目と書きましたが、これは今日の日付でした……
正確には138日目ぐらいで、最後の給排水工事が終了しました。
これにて一応ですが、我が家の工事は終了しました。
工事は終了しましたが完全終了ではなく、まだ建物内の補修が数カ所残っています。
- サッシ窓枠の割れ交換
- ダウンライト周囲の壁紙補修し忘れ
- スタディスペースLEDライン照明のズレ補修
- 追加で見つかった室内補修
- コンバイザーのフック付け忘れ
そのため、まだ「終わったかー!」と、心から落ち着かない状況です。
とよクマ
ナツ
できれば1日で一気に工事を終わらせてもらいたいですが……
そうもいかず、それぞれ個別に対応することになりそうです。
給排水工事の終了

水道屋さんを手こずらせた給排水工事が、無事に終了しました。
手前は雨水処理の桝ですね。
地中浸透で対応できないと、この網から雨水があふれ出ます。
ベニヤの下には大量の砕石が埋められています。
ここは雨水をためられる、プール(貯水池)のような部分です。

各所に某アクションゲームのような土管が見えますが、あえて蓋を高くしています。
外構でコンクリート舗装の勾配を付けるので、外構業者さんに高さを設定してもらう予定です。
基本的に桝は、GLに高さが合わせられ、GL以上にしたい場合は延長のカバーを取り付けます。
このカバーを自由に切り取って、高さを調整します。
写真からも、桝と延長桝の継ぎ目が見えるかと思います。
耐重量かは、フタによる違いだけのようです。

我が家は細長い二等辺三角形の土地なので、かなり給排水の工事が大変でした。
純粋に工事の量が多いということです。
過去の工事記録を振り返るとわかりますが、色々な場所にパイプが埋まっています。
家の周囲には、すべて何かしらの給排水のパイプが埋まっているのではないでしょうか。
それも複数本。
写真で見るだけでも、4個の給排水の桝がありますね。
平屋は外部給排水工事で結構費用がかかるよ!
平屋は建坪だけではなく、給排水でも追加で費用がかかるので、予算には十分注意しましょう。
ちなみに、給排水工事は通常、2階建てで市街化区域、60坪ぐらいであれば50~80万程度におさまると思います。
すでに水道が引き込んである土地だと、とっても理想的ですね。
調整区域は状況によって、
- 水道管の本管からの引き込み
- 敷地内の給排水工事
この2点が高額になるケースがあるので、要チェックです。
よく300万ぐらいで100坪ぐらいの土地が売っていたりしますが、給排水工事で土地代と同じぐらい必要になるケースがあったりします。
我が家も、
- 水道引き込み:150万
- 敷地内外部給排水:120万
計300万ぐらいになっていますね。
これで土地代が700万とか1000万であれば、市街化区域で2階建てを建てる方が資産価値もあるので、賢い選択になります。
工事を終えての感想
一言でいえば、色々なドラマがありました。
ブログに書かないことや、書けないこともたくさんありました。
そんな裏話が聞きたい方は、飲みに行った時にでもお話ししますね(笑)
今までの建築工事日記は、
- 建築の状況や流れを伝える
- 自分のこだわり
- チェックしたいポイント
を、余すことなくお伝えしてきました。
正直、ブログに書きなぐりたいような出来事もありましたが、あえて記事にはしませんでした。
というのも、これから家を建てる読者の皆様には、家づくりに希望を持ってもらいたいのです。
「家づくりって楽しそうだな」
「大変そうだけど、やりがいがありそうだな」
そんな、プラスの印象を伝えたかったのです。
もし、今までずっとブログを読んでくれた方が、そんな印象を持ってくれたのであれば、ぼくにとってこれほど嬉しいことはありません。
思い返すと、家づくりの最中が一番大変だったかもしれません。
ですが終わってみれば、学生時代の文化祭のようで……
なんだかんだで、楽しかった思い出になるのかもしれません。
単純にマイナスに考えれば、県民共済住宅では施主の双肩にすべてがかかっているので、出来事のひとつひとつが不平や不満につながりやすいです。
とよクマ
ナツ
ある意味で施主は、もうひとりの現場監督と言ってもいいでしょう。
施主の自分も家づくりメンバーの1人で、家づくりに参加する!
そんな気持ちで建築工事の期間を過ごすと、充実した日々になるのかもしれません。
とよクマ
最後に隠さずに言います!
家づくりは、とってもとってもとーーーっても、大変な日々です。
ですがその先には、世界に一軒の最高の我が家が、あなたを待っています。
それも、かなりオトクな金額で。
読者の皆さんのご健闘、そして良い家が建つことをお祈りしながら、筆をおきたいと思います。