人の夢と書いて、儚いと書きます。
夢いっぱいにはじまり、夢を詰め込んだ世界にひとつだけの我が家ですが、どこかで現実的にどうするっぺか!
と、冷静になる時が必ずやってきます。
我が家にも、そんな時がありました。

さて、ブログは基本的に、「良い事を書きたいな」と、思いながらいつもネタ作りをしています。
ですが今回は、予算であきらめたけど、実は入れたかったんだよ!
と、涙ながらに切実な記事となります。
ぼくが導入したオプションだけが良いものというわけではないので、ぜひ他の良い設備をこの場を借りて、紹介させてください!
とよクマ
それでは、ランキングいってみましょう!
もくじ
12位:シーリングファン

もちろん勾配天井とセットですが、シーリングファンは欲しかったです。
空気を循環させてくれる効果はもちろんのこと、意匠性(オシャレ)もバツグンです。
お値段はそれほど高価ではなく、DCタイプでも5万円ほど。
我が家では最後まで悩みましたが、
- 勾配天井をあきらめた
- 子どもたちがボールで遊ぶ
- ぶつかって終了
の、三段論法が想定されるので、あきらめることにしました。

勾配天井であれば、空調の観点からも必須のアイテムです。
11位:外構に予算(オシャレな目隠し)

オープン外構と言えば聞こえが良いのですが、やはり外構はオシャレにしたいところ。
ですが、予算がありません。
我が家は袋小路の途中なので、人通りが多い場所ではないのですが、それでも道路から丸見えです。
せめて目隠しと門柱ぐらいは、プロの外構屋さんに頼みたかったです。
目隠しと門柱で、想定される費用はプランの内容にもよりますが100万ほど。
はい!DIYでがんばります!
10位:吹き付け断熱

ランキングが低めの理由としては、今現在グラスウール断熱で十分な性能を体感しています。
とよクマ
グラスウールとは言いますが、高性能タイプです。
体感的には、十分な性能を感じます。
オプションとしては、50万円ほど。
我が家は予算の都合でグラスウール一択でしたが、もし予算に余裕があり吹き付け断熱が視野に入るようであれば、かなり研究したと思います。
ただ、わりと新しい技術なので、経年劣化のデータがないのが不安要素です。
このあたりを、徹底して調べて決断すると思います。
9位:子ども部屋の収納(4.5畳+1.5畳分の収納が理想)

「ボクのお部屋の部材はコレ?」の図。
居住スペースは4.5畳で十分ですが、収納スペースとして1.5畳分欲しかったところです。
クローズされた収納より、テーブルと一体化したオープンの収納が理想ですね。
イメージ的には、シングルルームのビジホです。

とよクマ
子どもは年齢を重ねるごとに、荷物が増えていきます。
荷物置き場と合わせて4.5畳だと、少し狭いかもしれません。
お値段は、1.5畳建坪を増やすと+50万、それにテーブルや収納の造作が5万。
1人あたり55万×3人=165万
と、考えると……
頼むから4.5畳でガマンしてくれ!
と、なりました。
8位:タイルの種類変更

標準のタイルはADVANを使用していましたので、ADVANの中からであれば差額で選べるかもしれません。
タイルの造作は㎡あたり2万円と割とリーズナブルなので、賢く利用したいところです。
仮に別のタイルを指定して、㎡当たり+1万円になったとしても、お得なお値段だと思います。
ちなみに、標準のタイルも十分に良いものです。
予算があれば、建物に合わせて好きな色合いやデザインを選びたかったです。
最近では、木目調のタイルなども、あったりするんですね。
7位:建物のかさ上げ

この建物のかさ上げネタですが、色々な記事に出てきて、正直スミマセン。
大雨がふると、写真の犬があぜんとしてるほどの水が流れてきます。
そもそも排水機能がない件。
県民共済住宅の基礎は45cm高と、比較的高めなので、期待するしかありません。
我が家は幸運なことに、地盤改良が必要ありませんでした。
ですが建物をかさ上げすると、地盤改良が必要になってしまいます。
そのお値段、地盤改良費と造成費を+100万ぐらいの規模になります。
断念せざるを得ませんでした。
ちなみに、火災保険(水災)だけは、しっかりとかけておきました!

6位:タンクレストイレと手洗い

やっぱりタンクレスは見た目がスッキリしますし、掃除もラクです。
手洗いも、あれば使いやすいです。
そのお値段、
- タンクレストイレ:約5万
- 手洗い:約7万
計12万となります。
予算があれば、迷うことなく導入したかったですね。
比較できるものではありませんが、トイレにパネルを貼る方がオトクです。
掃除の観点から考えると、トイレのパネルはかなりイイです!

5位:リビングに面した和室(客間)

リビングに面した客間も兼用する、和室。
欲しかったですね!
ランキングも5位以上になってくると、わりと本気でほしかったものになってきます。
写真のような地窓は憧れますね。
また、小上がりの和室は、とってもイイですね。
かつてはリビングの一角に和室をと考え、プランにも入れた時期がありましたが、予算の都合で断念。
そもそも、ぼく地元だけど友達いないし、泊まりにくる人って身内以外はいなくね?
という身も蓋もない話で、我が家は客間なしとなりました。
その分、リビングは広めに、スタディスペースに容量を割いた感じです。
ちなみに、4.5畳の和室を追加すると、お値段約70万。
さらに2,3枚の扉を付けて、リビングと一体化させると(間仕切り)、15万程度必要。
ざっくり100万は追加になってしまうので、断念しました。
4位:トリプルガラス

1週間ほど暮らして思うのは、断熱的には窓ってとても重要です。
今は11月ですので冬場ですが、窓から強い寒気を感じません。
窓だけをみれば昔からありますが、同じ窓でも現代技術の窓は全くの別物ですね。
今の窓でも十分な性能ではありますが、予算が許すのであれば、トリプルの方が良いに決まっています。
お値段の差は未知数ですが、家全体をトリプルガラスにすると、50~100万は必要と想定されます。
というのも、ハウスメーカーは窓に限らず、決まった規格の建材を一括仕入れでコストダウンを実現しています。
そのため、純粋な差額で導入できるかと言うと、難しい感じがします。
ただ、トリプルガラスはオプション費用ほど恩恵を感じれるのか……
ぼくがAPW310を実際に利用した感覚としては、十分な性能で満足しています。
3位:大きな土間収納

足りない!
切実に容量が足りない!

間取り図をみると、0.8畳ほどでしょうか。
この倍ぐらいは欲しかったです。
実は土間収納は実は最高のぜいたくで、坪単価+タイル代となります。
倍のスペースにすると、あと1畳。
1畳=半坪分の建坪が必要となります。
- 半坪=16万
- タイル(2㎡)=4万円
そのお値段、約20万円となります。
物置を買うぐらいであれば、20万はリーズナブルかもしれませんが、予算カツカツの我が家には手が出ませんでした。
ひろーい家族用玄関のある家なんて、あこがれますね!
2位:リビングに大窓

リビングだけでも、大窓を入れたかったです。
写真の大窓は、4mぐらいありそうですね。
一体おいくらするのでしょうか。

リビングの窓だけでも大窓だったら、ウッドデッキに面しているので、最高だろうなぁと思います。
たしか、オプションのお値段は10万程。
2700mmぐらいの窓でした。
1位:勾配天井

予算の都合で断念しましたが、やはり勾配天井は憧れでした。
勾配天井は空間が増えるので、同時に空調にお金をかける必要性も出てきます。
勾配天井そのもののオプションは、坪当たり3万程で、我が家では15万程のオプションだったのですが……
床暖房を入れつつ、エアコンの容量を大きくし……と考えると、予算的に手が出ませんでした。
今現在、定格より小さなエアコンを使用していますが、十分すぎるほど効きが良いです。
多少高めの天井にしたと言っても、勾配天井には全然届かない高さなので、しっかりと効果を発揮してくれるのでしょう。
さて、空調のことも考えると、
- 勾配天井:15万
- 温水式床暖房:20万
- エコワン:35万
- エアコンの容量アップ
総額で100万まではいかないけど……
ぐらいの覚悟は必要になりそうです。
快適な生活を第一に考え、かつ予算に限りがある我が家は、あきらめざるを得ませんでした。
チャンピオン:温水式床暖房

勾配天井でもふれましたが、何にせよ床暖房は欲しかったです。
一度体感すると、無い生活は考えられないほどのオプションだと思います。
デメリットは特にないかと思いますが、将来的なメンテコストがどうなるのか気になります。
温水式床暖房を入れるには、エコワンもセットになるので、リビングだけでも+50万は確実に突破するでしょう。
理想を語るのであれば、トイレや洗面所などにも入れたいですし、欲を言えば全館床暖房なんて最高です。
チャンピオンというだけあって、本気の本気で入れたかったオプションです。
子育て世帯でなければ:無垢床

無垢床に床暖房のコンボなんて、もうぼくの人生ほかに欲しいものはない!
と思えるほど、贅沢の極みです。
無垢床はとても良いのですが、子育て中としては、何をこぼしても汚しても、サッと掃除できるフローリングが使いやすいです。
フローリングを使い始めて思ったのは、意外にスベることですね。
よく子どもがコケてます。
何にせよ、ウッドワンで体験したので、無垢床の良さはよくわかります。
人生第2の家づくり、もしくはリフォームに、無垢床はかなりおススメです。
子育て世帯でも、おそうじの手間より無垢床の肌触りの中で、のびのびと育てたい!
そんな方針、ぼくはとってもステキだと思います!
番外編:俺の隠れ家(書斎)
真のチャンピオン番外編は、ぼくの書斎です。
- シックなブルー系の壁紙
- ウォルナットのテーブル
- 趣味の読書のための本棚(ウッドワン特注)
- 革づくりのイス
- 照明はマリンランプ
- 隠れ家なので3畳(本棚別)
- よく飲むブランデーを常備
なんて、ニートの分際で言えるわけがありません。
そういえば、ブランデーも飲まねぇ。
第1案で建坪がかなり大きくなったので、速攻で削減された、俺の隠れ家。
アニメの序盤で姿を消す、強キャラみたいな感じです。

その跡地が、ココだったりします。
しめて、そのお値段……
- シックなブルー系の壁紙:オプション1万
- ウォルナットのテーブル(ウッドワン造作):10万
- 趣味の読書のための本棚(ウッドワン特注):10万
- 革づくりのイス:10万
- 照明はマリンランプ(照明):5万
- 隠れ家なので3畳(本棚別):50万
贅を尽くし、約85万
ほしかった俺の隠れ家……
人の夢と書いて儚い。
まさに、そんな露と消えた夢の計画でした。
付けたかったオプション15選まとめ
冒頭にも書きましたが、ぼくがブログで紹介しているオプションだけが、良いオプションではありません。
もっと色々なオプションがありますので、ぜひ自分の暮らしにあったオプションを、見つけてみてください。
自分達の理想の生活を思い浮かべながら、
「こんな設備があったら便利だな」
と想像してみてください。
今の時代、「空を自由に飛びたいナー!」「はい!タケコ〇ター!」
ばりに、理想を実現できる設備が必ずあります。
出会えるまで、探してみてください。
さて、注文住宅では、自分の好きな設備を導入できます。
例え間取りを同じにしたとしても、中身の設備で大きく暮らしは変わります。
だからこそ、思いっきり自分に合ったピーキーな作りを目指しましょう。
我が家もかなりピーキーです。
これじゃあ、中古で買い手がつかないよ!
と思えるぐらい、自分のための自分だけの家づくりをしましょう!
そして、予算で断念した部分があったとしても、あきらめたと思わずに自分を褒めてあげましょう。
家づくりは金銭感覚がマヒしやすく、気持ちが大きくなりがちです。
人生最大で1回の買い物なので、理想を詰め込もうと思う気持ちは、ぼくもよくわかります。
ですが、家は器でしかありません。
家の中でつむぐ、家族の物語のための、いわば舞台でしかありません。
そんなことで、あきらめられた自分の冷静さ、的確な判断力を褒めてあげてください。
あきらめた、のではないのです。
冷静に状況を見通し、大人として我慢ができたのです。
大きな削減をがんばった日には、ぜひちょっと良いものでも食べに行って、自分をいたわってあげてください。
そんなことで、余談が多くなりましたが、ぼくの入れたかったオプションのご紹介でしたっ!