たかが雨どい、されど雨どい……
とは言いますが、平屋のわが家にとって、雨どいの位置は結構重要です。
外構にも直接関係してきますので、どこでもいいよ!とは言えません。
ある日の朝、現場に行ってみると、雨どいの取り付けが始まろうとしていました。

余談ですが、現場に行ったときは職人さんがどんなに忙しそうでも、話しかけるのがおススメです。
あいさつから世間話がてら、どんな工事をどんな手順で施工するのか、話が聞けます。
いつものように職人さんに話しかけると、
「雨どいの位置は、どうしましょうか?」
と、相談を受けました。
「施主さんにお会いできれば、聞くようにしています。」
とのこと。
つまり、会えなければ聞いてもらえないということになります……
ちなみに、雨どいに関しては、現場監督との打ち合わせは特にないので、基本的には業者さん任せとなります。
ぼくのように、「外構のからみもあるので、雨どいの位置は指定したい!」
なんて場合は、あらかじめ間取り図に書き込み、現場監督に渡しておくと良いでしょう。
実は職人さんが聞いてくれるまで、「雨どいの位置を、どこにしようか」なんて、考えてもみませんでした。
完全に抜け落ちていましたね……
なにはともあれ、細かく現場に通っているおかげで、細かく雨どいの位置を指定することができました。

まず、正面は2か所です。
1カ所は柱にそって取り付けてもらいました。

当初の予定では、ここに取り付けられる予定でした。
ウッドデッキや外電源、水栓も付く予定なので、この場所に雨どいが来ては不便でした。
また、庭になる予定なので、雨になるたびに庭に雨水が流れ込むことになります。
わが家は平屋で、なおかつ屋根の面積が大きいので、雨の量はかなり多いです。

正面のもう1カ所は、裏側に取り付けてもらいました。
正面から見えないように配慮しました。
また、裏側なので、水がどれだけ流れても問題ありません。

おまかせの場合、先ほどの写真の逆側に雨どいが付いていました。
ここは、ポストやインターフォンなどが取り付けられる予定です。
雨どいと相性が良いとは言えません。
ポストの中を見る時に、周辺が水気でグチャグチャしているのは、ちょっと避けたいところです。
せっかくの軒下で、少しの雨であれば濡れない場所ですので、上手く活用したいです。

裏側です。
当初の予定では、雨どいは裏口通路側に取り付けられていました。
裏口は頻繁に出入りする予定なので、ここに雨どいがあると、何度も体にぶつかっていたでしょう。
しばらく自転車は裏口に置くつもりなので、通路を広くとっておきたかったのです。
見た目としては裏側に取り付けたほうが良いのですが、わが家は利便性重視。
職人さんは利便性より、基本的には見た目で判断しているようです。
道路から見て、正面から見て……見栄えの良い場所はどこか、という感じです。
そもそも利便性は施主しかわからない部分ですので、考えようがない話です。
最後になりますが、「雨どいをどこに付けるか」の打ち合わせは特にありません。
職人さんのお話しとして、
「後から使いづらいということで、付け直しになることも珍しくない。できれば施主さんとこうして打ち合わせができると安心。」
と、つぶやいていました。
間取り図に直接書き込み、現場監督を通じ指示をするのも一手ですが、専門の職人さんの話を聞きながら決めたほうが良いです。
打ち合わせ時に、細かい部分で、さすがだなと思った部分は多々ありました。
できれば時間を合わせて、現場で直接打ち合わせをするのがおススメです。
ぼくは職人さんと一緒に足場を歩き回りながら、細かく打ち合わせをしました。
立ち会えない場合は、あらかじめ現場監督と相談しておくのが良いでしょう。
ステキな位置に、雨どいが付けられると良いですね!