「引っ越し前って、どんな手続きがあるの?」
「住所変更などは、いつすればいいの?」
今回は、引っ越し前にはしておきたい手続きに関してまとめてみました。
まず、時期に関しては、住所変更など役所系の手続きは、引っ越しの(引き渡し)の1~2週間前には手続きをしておきましょう。
遅くとも、融資実行の前には完了させるのが通例です。
詳しい説明は割愛しますが、旧住所で登記をすると、後ほど新住所に登記の変更をしなければなりません。
とよクマ
引っ越し前に住所変更をするのは何かおかしい感じもしますが、通例と言うことで変更しておきましょう。
それでは、引っ越し前に済ませておきたい手続きについてレポートしていきたいと思います。
もくじ
市役所でやっておきたい引っ越しの手続き
まずは、必要なアイテムから。
市町村によって違いもあると思いますので、手続きに行く前に電話で確認しておきましょう。
- マイナンバーカード(家族全員分)
- 認印
- 免許証(本人確認書類)
- 土地の公図(住居表示)
- 建物の配置図(住居表示)
- 印鑑登録証(印鑑証明カード)
- こども医療費の受給者証
このあたりを持っていけば、1度ですべての手続きができるかと思います。
住居表示設定届を出そう
まずは、住居表示の手続きから開始しましょう。
住居表示とは、自分の家の住所を決める手続きです。
ほとんどの市街化区域の場合、住居表示が必要になります。
とよクマ
と思いますが、違う場合もあったりします。
なので、住居表示前に「どうせ地番と同じだろう」と思って色々な手続きをすると、住居表示でまさかの結果となり、すべてやり直しになるケースも実際にあります。
何よりも先に、まずは住居表示の手続きから始めましょう。
ちなみに、市街化調整区域は、ほとんどの場合必要ない手続きです。
多くの市街化調整区域は地番=家の住所 になります。
そのため、ぼくは住居表示の手続きを飛ばし、住民票の住所変更からスタートしました。
住所の変更をして住民票をもらう(転入・転居)
住居表示で住所が決定したら、または住居表示が必要ない場合は、住民票の住所変更の手続きをしましょう。
わが家は市内の転居なので、複写の記入用紙を1枚書いただけでした。
記入用紙を書き、しばらくすると呼び出され、手続き完了です。
特に難しいことはありません。
ただ、免許証の住所変更が終わるまでは住民票が唯一の新住所の証明となるので、必ず2通ぐらいは住民票をもらっておきましょう。
もちろん、住宅ローンの融資実行時にも使います。
マイナンバーカードは新住所に変更
住所変更にともない、マイナンバーカードも新しくなりますので、必ず家族人数分すべて持っていきましょう。
旧住所のマイナンバーカードは廃棄され、新住所のマイナンバーカードが発行されます。
印鑑証明書もついでにもらっておこう
住宅ローンの融資実行で必要になるので、新住所の印鑑証明書ももらっておきましょう。
児童手当の住所変更
その他、子ども関係の手続きもあります。
児童手当の住所変更も、そのひとつです。
住所が違うと支給ができない、なんてケースもあるかもしれないので、忘れずに同時に手続きしておきましょう。
保育園や学童の住所変更
保育園や学童の手続きも、市役所での手続きとなります。
こちらも忘れずに、同時に手続きしておきましょう。
子ども医療費の受給者証
多くの市町村では、子ども医療費の自己負担分が全額支給されます。
病院にかかる際に保険証と一緒に提出する「子ども医療費の受給者証」も住所変更が必要です。
わが家はこの受給者証を忘れ、もう一度市役所に行くことになってしまいました。
とよクマ
受給者証は、その場で発行してもらえます。
国民年金・国民健康保険
わが家は社会保険なので手続きしませんでしたが、自営業の場合などは、国民年金や国民健康保険の手続きも必要となります。
- 国民健康保険証
- 国民年金手帳
などは、あるようでしたら持参していくと良いと思います。
未確認なので、市役所に行く前に一度確認することをおススメします。
運転免許証の住所変更
新住所の住民票が手に入ったら、最寄りの警察署か免許センターで住所変更をしましょう。
しばらくは、新住所が記載された唯一の身分証となるので、できれば住民票を取得してすぐに、運転免許証も手続きしましょう。
運転免許証の裏面に、新住所が記載されます。
ちなみに、住民票の原本は返してもらえました。
余談ですが、ぼくの知り合いで、免許証の住所変更を忘れてしまったがために、免許の更新を忘れ、教習所からスタートした……
なんて話もあります。
とよクマ
ナツ
そんなこともあるので、忘れずに、そしてできるだけ早めに手続きをしておきましょう。
車庫証明は数日前に
車庫証明は現地確認をしますので、数週間前の手続きだと問題が起きるかもしれません。
できればですが、
- 引き渡し後
- 引渡し数日前の免許証の住所変更と同時
が、良いと思います。
郵便物の転送手続き
最寄りの郵便局に行ってもいいのですが、ネット上で手続きができます。
家族全員分の名前を打ち込むのは大変ですが、窓口に並ぶよりかはスマホやPCで手続きするほうが簡単です。
ただ、転送の日数は、手続きをした日から1年間で、希望日から1年間ではありません。
わが家は面倒なので、一気に手続きしちゃいました。
1週間の違いぐらい、どうってことはありません。
銀行口座やクレジットカードの住所変更
金融機関系の郵便物は転送ができないケースが多いので、できるだけ早めに、そして忘れずに手続きをしておきましょう。
- 銀行印
- 通帳
- 免許証(本人確認書類)
このあたりを持参して、手続きをします。
クレジットカードも同じように、明細までは転送でも届くようですが、新しいカードの発行などは転送では届きません。
さらに、郵便ではなく運送会社のメール便なども最近は多くなっています。
この場合、基本的には郵便局のように転送は難しいと考えましょう。
金融関係の住所変更は、引っ越しまでにできるだけ早めに、そして忘れずに手続きしておきましょう。
インフラ系
電気ガス水道などの、インフラ系も忘れずに手続きしましょう。
引っ越し間際になるとかなり忙しくなるので、数週間前には手続きを始めると、余裕が持てると思います。
電気
電気はWEBからの申し込みとなります。
多くの方が新規契約ではなく、転居になるかと思います。
お引越しが決まったら|お引越しの手続き|東京電力エナジーパートナー株式会社
わが家は楽天経済圏で生きていますので、
【楽天エナジー】
に申し込み予定ですが、最初だけは東京電力との契約となります。
基本的に電力の自由化って、乗り換えになるようです。
とよクマ
【楽天エナジー】
は、楽天ポイントもたまりますし、基本使用料が0円なので、電気料が安くなると想定しています。
楽天カード支払いだと、さらにポイントが増えるので、ゴールドカード持ちとしては外せません。
ガス
わが家はプロパンガスなので、業者との契約立ち合いがあります。
立ち合い時に、使用開始の日にちを決定します。
都市ガスの場合は、数週間前には手続きをしておきましょう。
ちなみに、プロパンの場合は県民共済住宅の場合は提携業者が安いので、特に比較する必要はありませんが、気になる場合は一応比較しておくのが良いでしょう。
【ガス屋の窓口】
などで、比較検討した結果、ガス代が少しでも高い場合はすぐにでも乗り換えましょう。
とよクマ
水道
水道は、市の水道課に連絡をして必要な手続きをしましょう。
インフラということもあり、数日前の手続きでも使用は開始できますが、できるだけ早めに手続きをしておきましょう。
というのも、引っ越しが近くなればなるほど、色々と他の準備などで忙しくなります。
まだ、心の余裕があるうちに、手続きをしておきましょう。
インターネット(光回線)
わが家は、
【楽天ひかり】
をえらびました。
楽天カードを使い楽天経済圏で決済するほうが、ポイントの効率が良いからです。
楽天ポイントが毎月200ポイントも貰えるのは、大きな効果があります。
とよクマ
キャッシュバックも魅力的です。
キャッシュバックを目的に、現在の賃貸住宅の回線を解約し、新しい番号での新規入会にしました。
申し込みは、引っ越しの1ヶ月半前には完了しておきましょう。
約3週間前に入会手続きをしましたが、間に合わず、少しだけ不通期間ができてしまいました。
かなり工事が立て込んでいるようで、入居後にすぐに回線を使用したい場合は、最低でも1ヶ月前までに手続きを完了しておいてほしい、とのことでした。
とよクマ
ナツ
余裕をもって、引っ越しの1ヶ月半前には入会手続きを済ませておくのが良いと思います。
もし、光回線でできるだけ安くお得な回線をお探しでしたら、
【楽天ひかり】
がおススメです。
楽天経済圏のポイント取得例

また、 楽天カードに支払いをまとめると、かなりのポイントの恩恵があります。
ぼくのケースですと、年間7万ポイントは越えますね。
ちなみに、図の10月は新築の買い物が集中したので、かなりのポイント数です。
とよクマ
支出は1つのカードにまとめるのが、ポイント効率的にはとても大事です。
その中でも多彩なサービスがあり、ポイントがたまりやすい 楽天カードには入会しておくのがおススメです!
携帯電話の住所変更
どうせ何か(住所変更)の手続きをするのであれば、
楽天モバイル
などの、格安SIMに乗り換えるのがおススメです。
携帯電話は、もはやキャリアで持っている意味は特にありません。
わが家は仕事用も含めすべて格安SIMですが、とくに不便は感じません。
Wi-Fiをつかえば速度も問題ないですし、通話も音質が悪いなんてことはありません。
乗り換えは手軽にできるので、どうせ手続きをするのであれば、いっそ家計の見直しがてらに格安SIMに乗り換えるのがおススメです。
楽天経済圏で何から何までまとめるとポイントがかなり溜まるので、
楽天モバイル
がおススメです。
とよクマ
引っ越し手続きチェックシート
市役所の手続き
□住居表示設定
□住所変更
□住民票と印鑑証明をもらう
□マイナンバーカードを新しく
□児童手当の住所変更
□保育園や学童の住所変更
□子ども医療費の住所変更
□国民年金・国民健康保険の住所変更
警察署や免許センター
□運転免許証の住所変更
□車庫証明(引っ越しの数日前であれば)
金融機関
□銀行口座
□クレジットカード
インフラ系
□電気
□ガス
□水道
インターネット
□あたらしく加入するほうが特典があって良い
携帯電話の住所変更
□せっかくなので通信費を見直し格安SIMに
とよクマ