我が家も着工から100日となりました。
アニバーサリーと思いきや、わりと工期は遅れ気味です。
ボトルネックになっているのはALCの塗装で、なかなか晴れの日に恵まれないのが原因です。
ちょうど今日も朝に雨が降ったことで中止となり、明日も雨です。
サイディングであれば塗装がなくシーリングだけなので、ALCより早かったのだと思います。
これからALCを選ぼうかな? と考えている方は、このあたりのデメリットも視野に入れて契約されると良いでしょう。
ALCはしっかりとボードが乾いた状態での塗装かつ、塗装が乾くまで雨が厳禁です。
以上の条件から、雨が多いと工事が進まなくなります。
ある一定の時期に引っ越しをしておく事情がある場合は、サイディングにしておいた方が間違いないでしょう。
さて、それは大詰めの室内工事のレポートをお届けします。
洗面台が付いたよ!

標準のリクシル900mmホワイトの洗面台です。
洗面台は標準ですが、左右の壁一面はキッチンパネル仕上げにしました。
壁紙がぶっちぎりで汚れ痛む場所は、洗面台付近です。
洗面台の左右をボードにするだけで、掃除が楽になり、長い期間ストレスなく洗面台を使えます。
実用性にステータス極振りしている我が家は、洗面台そのものをオプションでオシャレにするより、左右のボードをチョイスしました。
ちなみに、左右はシーリングで埋めてもらう予定です。
ウッドワンの室内ドアが付いたよ!

我が家はウッドワンのピノアース(ナチュラル色)を選びました。
こちらも標準のドアです。
ダイケンのハイドアと悩みましたが、ここも実用性を重視して、ウッドワンに軍配が上がりました。
無垢であれば、傷ついても痛みが目立たないと考えたからです。
男子3人抱えてプリントドアは、ちょっと勇気がありませんでした。
もし、大人2人とおしとやかな女の子3人の家庭だったら、間違いなくハイドアにしていたと思います。
ハイドアの解放感は、本当にいい仕事をしていると思います。

トイレ用の引き戸ですが、ガラススコープと鍵も付いていますね。
付いてないと困りますが……
余談ですが、こうした地味な施主チェック、すごーく大事です。

注目したいのはコチラの写真。
ドアの前のフローリングにポッチが見えますね。
このポッチはトイレのドアの止めです。
止めが無いと、ドアがバーンとぶつかってしまいますから、粋な計らいです。
こうした部分まできちんと計算されているのは、とてもありがたいことです。
試しに開けてみましたが、ドアの下部の金具がカチッ!とポッチにおさまります。
うわあ、超便利!
うれしくて、3回ぐらい試してしまいました。

リビングのアウトセット引き戸と、階段下収納です。
リビングの階段は、冷暖房効果を高めるために、扉を付けることにしました。
場所的に、はずせない柱があるので、アウトセットとなりました。
はじめから階段には扉を付ける予定でしたので、家の端に階段を配置しましたが、扉を付ける予定が無ければ、色々とアクティブに使えます。
リビング内階段など、家の中心に階段を設けると、擬似的な吹き抜けのようにもできますね。
吹き抜けはとても高額オプションなので、階段と組み合わせるとお得だと思います。
話は戻りますが、我が家は実用性極振りステータスなので、暖房費の削減と快適な空間を第一に考えています。
意外にも階段からの冷気や熱気は、体感できるほど伝わってきます。
ソースはぼくの実家で、吹き抜けをイメージした一直線のリビング階段から、夏はすさまじい熱気、冬は寒気が流れ込んできます。
とってもオシャレなのですが、実用的な面ではおススメできるとは言えません。
浄水器が付いたよ!

会いたかったよ、浄水器くん!
君に会いたかった!
浄水器が付いていなかった事変から数日――。
無事に我が家にも、浄水器がやって来てくれました。

外部給排水の業者さんが、一生懸命取り付けてくださっていました。
本当にありがとうございます。
宮本武蔵しかり、ぼくはこのキッチンの水道二刀流が見たかったのです。
これで浄水器のお水で生活できるので、ぼくの寿命もちょっとだけ延びてくれるといいなと期待をいだいています。

浄水器も付き、ウッドワンの扉も付きました。
エアコンの設置はまだですが、室内の完成度は98%ぐらいでしょうか。
かなり完成に近づいてきました。
ボトルネックの外壁塗装

上棟から70日目にして、いまだ塗装がされていません……
風が吹けば桶屋がなんとやら。ではありませんが、
- 外壁塗装が終わらないと……
- 足場が外せない
- 玄関タイルも貼れない
- 外部の電気工事もできない
- 外部給排水の工事もできない(浄化槽や雨水浸透桝)
と、かなり連動しています。
外壁屋さんの作業に問題があるわけではなく、今年は特に雨が多く、外壁屋さん泣かせの年らしいです。
とはいうものの、かなりの遅れです。
ただ、マイナスばかりではなく、外壁塗装が遅れたからこそ、ゆっくりと外構のプランを考える時間がありました。
台風がきっかけとなり、GLをあげることになった件です。

正直、建築が早すぎると頭の回転が追いつきません。
頭が追いつかないと、すでに後戻りできない工程まで作業がすすみ、更に良い案を思いついても後の祭りになってしまいます。
その点、ゆっくりと作業がすすむと、じっくり腰を据えて考えられます。
今まで何度もありましたが、1度見ただけでは気が付けない修正点はたくさんあります。
県民共済住宅に限らず、世界でひとつの家である注文住宅は、毎日でも施工をチェックしましょう。
基本的に信頼してお任せするものの、信頼にこたえてくれているかのチェックは欠かさない。
そんなスタンスがおススメです。