そろそろわが家も外構計画を真剣に立案しなければなりません。
ところで、外構計画ってなんかカッコよくないですか?
Z計画みたいで。
PROJECT Zもとい、PROJECT G(Gaikou)ですね。
三角形の庭は難易度が高い
庭の計画で最も頭を悩ますのが三角形の庭です。
3つの先端が使いづらく、上手く使っても鋭角になるし、使わずとも余る。
整形地にはない悩みです。
三角形の庭を攻略するには、いかに三角形に見せないかがカギとなります。
具体的には、区切りやラインを駆使し、スペースを割り振り、目の錯覚を利用します。
そして、3つの先端は、思いきって切り捨てましょう。
今回は、主役になる駐車スペースを考えていきたいと思います。
庭は駐車場スペースの確保が最優先
わが家は子どもの人数が多いので、将来を考えると車の駐車スペースは多ければ多いほど良いです。
今の時点でも車2台ありますので、来客時を考えると3台分は必要です。
まずは実用的に、駐車場を中心に考えていきます。
駐車場のサイズは、ざっくりと2.5m×5mぐらい必要です。
- ミニバンなど:2.5m×5m
- 軽自動車:2m×4m
これで実際に何台置けるか、計測してきました。

鉄板1枚の幅が3mなので、計測しやすいです。

2枚なので6mは、ありますね。
角度が狭まっていくので、こちらから見て奥のスペースは、軽自動車1台のみになりそうです。
わが家の駐車場計画

計測の結果、なんとか4台分確保できそうです。
ミニバン3台と軽自動車1台の計4台です。
左側の縦列(2台)は10mのスペースが確保できそうです。
真ん中の列は、2台の駐車が難しそうなので、畑にしました。
最後の1台は軽自動車用です。
駐車できる車は軽自動車に限定されますが、わが家は1台が軽自動車ですし、義母も軽自動車なので、何だかんだで使えそうです。
曲線をつかいスペースを区切る

三角形を三角形に見せないためには、円弧のラインで区切り目を錯覚させます。
三角形をごまかすのであれば、対極にある円の要素をいれます。
心理的な要素として、三角形はするどい3辺の先端から攻撃的で冷たいイメージになりがちです。
よく言えば、システマティックなイメージですね。
一方で円は、「角が無い」とはよく言ったもので、やさしく包容力のあるイメージで万人から好まれる傾向があります。
以上のことから、器としては三角形ですが、中身を円のデザインにすることで、視点を中身の円に誘います。
円弧を多用することで、器としての庭のカタチ(三角形)を認識できなくする感じですね。
別の言葉で書くと、戦略は戦術に依存する。
たくさんの円のデザインで、円だけに目を引き付け、大枠の三角形を認識させない。
こんな考え方になります。
さて、いい家かげん外構部のはじまりですっ!