外壁、室内仕上げ工事共々、順調に進んでいますが……トラブル発生。
最後の最後まで、気は抜けません。
今日はそんなお話しです。
外壁工事

雲ひとつない、よく晴れた秋晴れの日。
こんな良い天気からは考えられない超大型台風が、来襲間近です(絶望)
それまでに、ALCの塗装が終わってくれればいいものの……
絶対に間に合わないわけで……
ALCは塗装が命で、ボード自体は水分をスポンジのように吸い込んでしまう素材なわけで……
サイヤ人が来襲した時に悟空の到着を待つ、Z戦士たちの気持ちがよくわかりました。
塗装ーーー!はやくしてくれーーーー!
でも間に合わねぇんだ。
ヤムチャ(ALC)は、助からないんだよ。
外観と瓦のマッチングを見つめながら、そんな妄想をしていました。

現場では2名体制となり、シーリング(コーキング)が打たれていました。
もしかしたら、別の業者なのかも。
シーリング材のCP-1は、耐久性区分8020相当です。
JIS(日本工業規格)にあるシーリング材の耐久性区分について教えてください
建築用シーリング材のJIS A5758-2004に、耐久性区分が分類されています。
シャープ化学工業株式会社
例えば「7020」の意味は70℃の時に目地サイズが20%圧縮、-10℃の時に20%伸長してもシーリングは実験的に大丈夫という意味です。同じく「8020」は80℃の時に20%圧縮、-10℃の時に20%伸長しても大丈夫という意味です。低温側はいつもー10℃で試験を行います。
現在、一般的な建築用シーリング材でアクリル系は7020程度ですが、その他は8020以上の品質のものがほとんどです。ただし、ガラス廻りに使われるシリコーン系は別の区分になります。
埼玉県の立地条件で考えると、十分な素材と言うことですね。
このあたりで-10℃とか、ほとんど考えられませんね。
心配なのは地震についてですが、低モジュラスなので柔らかく、伸び縮みする素材です。
地震の一時的な歪みにも対応できていると考えて良いでしょう。
何はともあれ、ALC専用のシーリングなので安心ですね。
壁紙の施工

今日で2日目です。
1日で終わるのかな?と思いきや、結構大変そうです。
よく考えてみれば、家の中全体です。
3方の面積に貼ると考えると、かなり手間がかかるのかもしれません。
ちなみに、5日かかるようです。

石こうボードの間をパテのような素材で埋めて、ヤスリのようなもので削り、表面を平行に滑らかにします。
たしかにボードのままでは、間に凹みがあるので、壁紙はキレイに貼れません。

すでに洋室は完成していました。
張り分けも考えましたが、子ども部屋なので、とにかく汚れと傷に強い素材をチョイスしました。
また、最終的な夫婦の寝室になるので、いたってシンプルにしました。

そういえば、計画初期には張り分けの案がありました。
色々と悩みましたが、子ども部屋なので、タフクリーンで強い素材を優先させた結果、標準内で使える壁紙は、それほど多くはありませんでした。

わが家の色々な工程の中で、唯一作業がしやすいのは壁紙屋さんです。
ほとんど同じ内容で、選んだ壁紙は全体でも5種類程度。
すっごい喜ばれましたね(笑)
中には30種類も指定される方が、いらっしゃるらしいです。
今年に入って張り分けが有料化したのは、その影響でしょうか。

おおお……イイ感じです。
すっごいイイ感じです。

やっぱり天然の木はいいですね。
色々と悩みましたが、塗装はせずに天然のままにしました。
手前の米松だけ、大工さんに磨いていただきました。
余談ですが、南プラとかの見せ梁を使う方が、見栄えはいいです。
そう――、オプション料を支払う余力があればですが……

仕事部屋です。
ブルーの壁紙、不安でしたがチョイスしてよかったです。
ナチュラルな感じで、かわいくていいですね。
タフ素材ではないので、大事に使わないとです。

完成を見て思うのは、アクセントの壁紙は、その名のとおりアクセントに使うべきなのかもしれません。
1部屋に何枚も貼り分けると、視点がなかなか定まらないのかな?と思いました。

この部屋も少し天井をあげています。
同じ6.7畳でも解放感がありますね。

事務所としては言う事ないですね。
いっぱいお仕事しなきゃです!
浄水器が無い!?

姉さん、事件です。(これがわかる世代の人がいてくれるとうれしい)

じょ、浄水器が付いていません……
事の顛末は、別ページの違うお題でレポートしています。

色々と、あれこれと……ドラマがあるものです。
さて、ブログを読んでいただいている、県民共済住宅で検討中の読者の皆様。
本気で家づくりに取り組むと、ものすっごい気力と体力を使いますよ。
ということで、今のぼくの夢は、引き渡しをした初日にヘベレケになるまで飲むことです。