シーリング(ローゼット)は、数多くの種類があります。
一般的なシーリングは角形引掛シーリングですが、せっかくの注文住宅です。
取り付ける照明器具に合ったシーリングを選びましょう。
とよクマ
我が家は主に、3つの照明器具を採用しています。
- 小型シーリング系(アイリスオーヤマ)
- ペンダントライト
- シーリングライト
3つのライトに合わせて、適切な引掛シーリングの規格を選んでいきたいと思います。
我が家の選んだ小型シーリングライト、各種照明のレポートも合わせてご一読ください。

小型シーリング(SCL5D-HL・SCL5N-HL・SCL5L-HL)アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマの小型シーリングライトです。
写真は、SCL5L-HL。電球色のタイプです。
余談ですが、ひとつ前の型であるSCL4L-Eより明るさが25%アップしています。
今選ぶなら、最新型のSCL5L-HLを選びましょう。

取り付け可能な引掛シーリーシングは、全部で6種類。
6種類の中にあるシーリング規格であれば、どれでも取り付けが可能です。
とよクマ
ナツ

角形・丸型引掛シーリングの場合、アダプターの装着が必要となります。
また、ガイドシートを取り付けての装着となります。

取り付けの後に、はがすようです。
とよクマ

ちなみに、角形のアダプターを装着すると、こんな感じです。
とよクマ

こちらは丸型のアダプターです。

アダプターを装着すると、アダプター分の厚みが出しろとなり、22~24mm天井とライトの間が空いてしまいます。
とよクマ
ナツ
アダプターなしで、そのまま装着するには、
- 埋め込みローゼット(耳部なし)
- 埋め込みローゼット(耳部つき)
このどちらかのローゼット(シーリングの規格)を選びましょう。

アダプターなしで装着すると、かなりスッキリと取り付けができます。
ちなみに、埋め込みローゼットであればアダプターなしで装着できるかの可否は、メーカーに確認済みです。

埋め込みローゼット分の出しろが10~14mmだけ空きますが、10mmぐらいのスキマであればホコリもそれほど溜まらないでしょう。

このまま装着できるようであれば、とっても手軽です。
先ほどのシートなどで場所合わせも必要ありません。
引掛けに直接金具を合わせ、回すだけで装着できます。
とよクマ
追記:丸型フル引掛シーリングに変更になる

今の工程で埋め込みローゼットの取り付けは、事実上不可能となり、丸型フル引掛けシーリングに変更となりました。

一般的な丸型シーリングです。
直径は約6cmなので、ペンダントライトのカバーも入ると思います。
何にでも使える汎用的な、シーリングです。
埋め込みローゼットは文字通り、アウトレットボックスを天井に埋め込む必要があります。
経緯としては、このアウトレットボックスが後からでは、事実上施工できませんでした。
こんな感じのボックスです。
ダウンライトのように天井に埋め込むので、名前にも「埋め込み」が付いているのです。
アウトレットボックスを付けるには、電気配線の計画時に依頼しなければなりません。
また、一般的な木造住宅には、取り付けはしないようです。(主に集合住宅?未確認です。)
埋め込みローゼットの施工依頼をした時に、現場監督さんも電気屋さんも取り付けの経験がないようで、首をかしげていました。
もしかしたら、電気配線時の打ち合わせで取り付け可能となるかもしれませんが、今まで取り付けした人はいないのだと思います。
いずれにせよ、我が家はアイリスオーヤマの小型シーリングライトは、アダプターを付けての装着となります。
アダプターも丸型は左右に穴があるので、角型シーリングを選んだ方が良いでしょう。
角型であれば、シーリングをすっぽりと埋められますので、見た目も良いです。
これから電気配線を計画される方は、ぼくのように近道しようとして回り道をしない様に、一般的な角型シーリングを選ぶことを推奨します。
ペンダントライト
今回選んだペンダントライトは、天井のフランジカバーのサイズが80mmです。
とよクマ
このフランジカバーで、すっぽりとシーリングを隠せるサイズでなければなりません。
角形引掛シーリングのサイズは54mmなので、ペンダントライトのフランジカバーで隠せる計算になります。
そのためペンダントライトの場所は、角形引掛シーリングを選びました。
シーリングライト
シーリングライトは、ごく一般的なタイプを選んでいます。
商品ページを見ると、「ワンタッチで取り付け・取り外しOK」の参考写真が、角形引掛シーリングです。
角形引掛シーリングにアダプタを取り付け、その後本体を取り付けています。
写真どおりであれば、角形引掛シーリングを選んでおけば間違いないと考えました。
我が家の引掛けシーリングまとめ
一番汎用的(幅広く何にでも使えそうな)シーリングの規格は、角形引掛シーリングです。
たぶんですが、何も指定しないと角形引掛シーリングになると思われます。(未確認)
とよクマ
ただ、アイリスオーヤマの小型シーリングのように、用途によって適切なシーリング(埋込引掛ローゼット)を選択すると、より見栄えが良くなりますし、装着も簡単になります。
我が家は、アイリスを12カ所も採用しています。
1つずつアダプターを装着し、シートをテープで止めて、装着位置を決めて……の流れは、かなりめんどうです。
せっかくの注文住宅です。
あらかじめシーリング系の電気製品を決めているようであれば、製品に合わせ一番相性の良い引掛けシーリングの規格を選ぶのがおススメです。
ほんの小さなことですが、見栄えも取り付けやすさも、グッと良くなります。