WEB内覧会はじめました!

グラスウール断熱材天井施工のポイント【必ずチェック!】

グラスウール断熱材は、一回ですべての部分が施工されません。

壁から始まり、しばらく他の作業をすすめてから、天井の施工となります。

その間、我が家の場合は3週間の開きがありました。

余談ですが、天井の断熱が未施工の状態で、第三者の断熱検査が入るのは少々疑問ですね。

それはさておき、この記事は、グラスウール断熱材の天井施工のポイントをまとめたページです。

壁の施工を特集した記事は別にありますので、ぜひあわせてご一読ください。

断熱効果としては、天井より壁の方が重要です。

グラスウールの施工方法【施主のチェックポイント】を実例で紹介!

グラスウールの施工方法【施主のチェックポイント】を実例で紹介!

グラスウール断熱材は壁と同じくスキマなく敷きつめる

天井のグラスウール断熱材の基本的な施工方法は、壁と同じくスキマなく敷きつめます。

ちなみに、壁より厚めのグラスウールを使用します。

ほんの小さなスキマでも、そのスキマから

  • 冬は熱を逃がし
  • 夏は熱を取り込んで

しまいます。

ひとつの小さなスキマでも、いくつもスキマが重なれば大きな断熱欠損へと繋がります。

  • グラスウール断熱材が詰めすぎて押されていないか
  • グラスウール同士の間に小さなスキマが無いか

をしっかりと確認しましょう。

基本的に、天井への施工は固定なしの敷きつめなので、壁よりは技術的に施工しやすいと言われています。

また、天井のグラスウール断熱材で一番多い施工ミスは、入れ忘れです。

押し入れの上、天井の段差が変わる部分など、しっかりと断熱材が施工されているか確認しましょう。

基本的に断熱材は、家の内部を一筆書きで施工します。

チェックして一筆書きになっていない場合、すぐに質問しましょう。

グラスウールを天井に施工後、すぐに防湿シートを貼り、天井の石こうボード施工となります。

もし仮に重大な断熱欠損や入れ忘れがあった場合、後からでは修正の手段がありません。

遠慮せずに、その場で大工さんに質問しましょう。

県民共済住宅は防湿フィルムを施工

驚いたのは、県民共済住宅の天井断熱施工(グラスウール)では、防湿シートも施工します。

※該当箇所にジャンプします

埼玉県の断熱基準であれば、メーカーの公式見解でも必要ない防湿シートです。

でも実は、このシートがあるか無いかでまったく状況は変わります。
シートには、かなりの効果を期待できます。

たかだか薄いプラ製のシート1枚と思うかもしれませんが、アウトドアのテントを思い出してください。

素材は違いますが、たった1枚のシートが風や熱、寒さから身を守るのです。

防湿シートは薄いと書きましたが、ビニール袋ほどではなく、そこそこの厚みがあります。

よくある天井グラスウール施工の断熱欠損

数カ所、小さな断熱欠損がありました。

少し断熱材の間にスキマがあります。

スキマの原因として、横にある柱(吊木つりぎ)にグラスウールがぶつかっています。

※該当箇所にジャンプします

吊木の部分は本来グラスウールに切れ込みを入れることで、ピッタリと合わせることができます。

正しい施工としては、柱ごとにグラスウールが接触する部分に切れ込みを入れます。

我が家の施工ですが、そこまで手間をかけると大工さんが大変なので、このままで良しとしました。

理由はいくつかありますが、

  • 大きく接触する部分はカットされていた
  • 大工さんの魂込めた仕事を感じられた
  • 天井の部分的な断熱欠損による熱効率の低下は小さな問題
  • 防湿フィルムも施工される
  • 人間関係

以上の点から、修正はお願いしませんでした。

先ほども書きましたが、切れ込みを入れるとかなり大掛かりな作業になります。

ちなみに天井の断熱効果ですが、冬も夏もそれほど大きい割合を占めていません。

参考:住宅における断熱:断熱の基礎知識3 | 製造/建設エンジニアの情報サイト「Tech Note」

断熱性能の大きなウェイトを占める部分は、窓と壁です。

もし、完璧なグラスウール施工を目指すのであれば、あらかじめ吊木の部分は切れ込みを入れるように、事前に依頼をしておきましょう。

県民共済住宅に限らずローコストメーカーは工期も限られているので、依頼をしても施工してもらえるかはわかりませんが、一応正当な施工方法なので、お願いをしても問題はないでしょう。

逆に名のある一流メーカーであれば、寸分の狂いとスキマの無い施工をしてもらいたいところです。

グラスウール断熱材天井施工のポイントまとめ

  1. 高性能グラスウール
  2. 丁寧で正確な断熱の施工技術
  3. 防湿シートの施工

この3つがそろえば、吹き付けにせずとも十分な断熱効果が期待できそうです。

別のページにも書きましたが、吹き付け断熱には大きなデメリットがひとつだけあります。

家の解体時の費用増しです。

木材に化学物質の吹き付け断熱材が密着しているため、すべて手作業ではがさなければなりません。

今の時代でも木材はしっかりと分別され、最終的にはリサイクル(再利用)します。

OSB合板あたりはリサイクル品ですね。

廃棄物は将来的に、より細かく厳しく分類されるでしょう。

最後の最後、取り壊しまで考えると、ぼくはどうしても踏み切れませんでした。

そして予算もありませんでした。

話は戻りますが、グラスウールでも高性能グラスウールなので、埼玉県では十分な断熱性能だとぼくは思います。

ただし、施工技術に左右されるので、遠慮なく現場監督に修正を含め、要望を依頼できるのであれば… です。

細かく指摘する場合、大工さんと笑顔でお話しできる関係は期待できないと思います。

職人さんに修正をお願いするって、そういうことです。

取り付け位置が違う。などのミスとは、種類が違いますからね。

  • ストレスフリーで高性能だけど高い→吹き付け
  • ストレスマックスで正確な施工であれば高性能→グラスウール

ちなみにぼくは、オプション代40万働いたと思えば、ストレスは許容範囲と割り切りました。

個人的に断熱材は、金額や性能より自分自身のストレス耐性で決めたほうが良いと思います。

指摘って、こちらも心が重いので…

ひとつおススメなのは、事前に「断熱にこだわりがある旨を伝え、丁寧な作業を依頼する」ことです。

後から修正をお願いするより、多少手間がかかっても1回の施工で終わらせる方が、大工さんにとっても良いのです。

さらに、断熱施工を自分の目で確認するのはとても重要です。

できればですが、大工さんの負担になるお願いをしたら、わずかでもお礼をし、感謝の気持ちを伝えれば、悪い人間関係にはならないと思います。

最後になりますが、家は人生で一番高い買い物です。

一時的な人間関係より、正しい施工を優先させるのがおススメです。

続編、俺んちのグラスウールとダウンライトの相性がこんなに良くないわけがない  も、よかったらご一読ください。

俺んちのグラスウールとダウンライトの相性がこんなに良くないわけがない