住宅において断熱性能は、とても重要な要素のひとつです。
ついつい目に見えるオプションを優先しがちですが、断熱材はこだわっておきたいポイントです。
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ナツ
県民共済住宅のグラスウールは、国が定めた省エネ基準をクリアした高性能グラスウールを使用しています。
埼玉県では十分すぎるスペックの断熱材です。
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もくじ
わが家のグラスウール断熱材

現場に差し入れに行くとグラスウール(断熱材)が運び込まれていました。
以前にも断熱材のレポートを書きましたが、他の施主さんの施工例からイゾベール・スタンダードを使用すると思っておりました。
わが家に到着したのは、旭ファイバーグラスの断熱材でした。
壁用はアクリアネクストR2.3

壁用はアクリアネクストのR2.3タイプです。
断熱等性能等級4、平成28年省エネルギー基準対応の高性能グラスウールです。
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品番を見ると、00111793と書いてありますが、アクリアネクストには無い品番です。
予想にはなりますが、県民共済住宅のOEM(専用商品)だと思います。
近い商品で同じR2.3の幅420mmのタイプがありますので、この商品の幅違いだと思います。(県民共済住宅は395mm)
天井はアクリアマットR4.1

天井材はアクリアマットR4.1です。
00109052は型番にもある商品です。

住宅の省エネルギー基準の地域区分からみた断熱性能の考察

住宅の省エネルギー基準とは、
「高性能な断熱材を施工し、冷暖房などの使用効率をアップさせ、暮らしやすい住まいにしよう。」
という、国が定めた住宅の断熱性能の基準です。
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地域それぞれが区分で分かれていて、埼玉県は4~6に分類されています。
旭ファイバーグラスでは、省エネ基準をクリアするための対応製品が紹介されています。
断熱材に関しては、4~6まで違いはありませんね。
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さて、県民共済住宅の断熱材のR値を振り返ってみましょう。
- 壁のR値:2.3
- 天井のR値:4.1
この数値と省エネ基準のリストを見比べてみると、基準をクリアしていることがわかります。
個人的な意見にはなりますが、グラスウールは施工の技術が問われるデメリットはありますが、埼玉県内で高性能グラスウールを使用すれば十分な性能が期待できると思います。
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EIマーク付きのグラスウール断熱材
優良断熱材認証制度 (EI=Excellent Insulation )の略です。
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会では、優良な断熱材を認証し、「優良断熱材認証マーク(EI)」を表示する制度を運用しています。
県民共済住宅で採用しているグラスウールは、天井と壁双方にEIマークがついています。
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数あるグラスウール断熱材の中でも、最も信頼できる製品ということになります。
県民共済住宅のグラスウールについて本気で考えてみた まとめ
県民共済住宅では、埼玉県の気候に十分対応できるグラスウールが標準で施工されます。
第3者が認定した(優良断熱材認証制度)数値に偽りのない性能で、グラスウールでも高性能の名前が付くハイグレードな製品です。
県民共済住宅はオプションで吹き付け断熱が選択できますが、標準のグラスウール断熱でも十分な内容です。
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最後になりますが、この記事が少しでもあなたの家づくりのお役に立てれば幸いです。
グラスウールの施工方法【施主のチェックポイント】を実例で紹介!では、実際に建築中にチェックしたいポイントをまとめています。
よかったら、合わせてご一読ください。
