県民共済住宅は基本、セルフビルドです。
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県民共済住宅標準オプションでも、十分に便利で質の高い家が建ちますが、標準オプション以外にも便利で使いやすいオプションは数多くあります。

標準オプション以外のオプションは、各建材メーカーのカタログの中から選び、自分で型番を指定しながら設計士さんと打ち合わせをします。
いわゆる、個別見積オプションです。

今回の記事は、県民共済住宅標準品、標準オプションの実物を見て触りつつ、便利そうなオプションを探すうえで、ぜひ行ってもらいたいショールームをまとめました。
足を運ぶのは大変ですが、やはり実物を見ると意識も変わりますし、カタログでは見落としていた便利なオプションの発見にも繋がります。
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県民共済住宅では、このショールームに行くといいです。 など、冊子や案内はありません。
知らなければ、そのままプランの話が進んでいきます。
ショールームに行くおススメの時期は、一番最初の間取りの原案(プランニングシート)前には、足を運ぶことをおススメします。
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もくじ
TOTO・DAIKEN・YKK AP 東京コラボレーションショールーム
まずは、東京新宿にあるTOTO・DAIKEN・YKK AP 東京コラボレーションショールームです。
このショールームが便利なのは、県民共済住宅で選べる3社が同じ建物の中で展示スペースを展開しているので、約半日で見学から見積もりまでお願いできます。

実際には私も、朝10時から13時までの3時間で、すべて見学と見積もりを終わらせることが出来ました。
効率よく見積りまでお願いするには、事前に(予約時)間取り図や希望を伝えておきましょう。
YKKAPの見学(東京コラボレーションショールーム)
県民共済住宅でもいくつか窓の展示はありますが、すべてのサイズはありません。
実物の窓を開閉してみたり、サイズ感を確認するのは、空間をイメージする上でとても大切です。
また、県民共済住宅で採用されているAPW310の性能の体験もできます。

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TOTOの見学 (東京コラボレーションショールーム)
TOTOの見学は、お風呂の実寸大見学ができます。
県民共済住宅では、1620タイプは展示がありますが、1616シリーズの展示はありません。
1616シリーズの導入を希望される方は、本当に小さいお風呂で問題ないか、確認をしましょう。

他にもエアインシャワーの体験、ほっからり床の体験など、お風呂の機能を体験できます。
エアインシャワーの水圧は、意見が分かれる部分だと思いますので、しっかりと水圧を確認しましょう。
個人的には十分な水圧だと思います。
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DAIKENの見学(東京コラボレーションショールーム)
ダイケンでは、県民共済住宅標準品に近い床材やハイドアなどを見学できます。
県民共済住宅標準品を見たい場合は、県民共済住宅のショールームのほうが適しています。

ダイケンショールームでは、畳の全色実物やミセル、何種類もある扉などを実物で見て触れることができます。
県民共済住宅の標準オプションでもミセルはありますが、ミセルの導入を考えている方は見学をおススメします。
畳も実物の色を全色確認できます。
思った以上にネット上の写真やカタログの色とは違いましたので、和室を希望されている方は畳の色の選定に活用してほしいです。
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ウッドワンショールーム
ウッドワンのショールームには2回行きました。
1回目は、キッチン3社からの選定。


2回目は、ウッドワンに決めた上でキッチンの具体的な打ち合わせです。


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ウッドワンは幅広く色々なオプションを選べます。
私は玄関から見える来客動線用の扉をオプションで変更する計画でしたが・・・予算の都合で断念しました。

数万円で色と形状を変更できるので、目立つポイントにはおススメです。
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スタディスペースのテーブルの板は、無垢のパイン材を指定しました。
キッチンの飾り棚や、低めの棚の天板もパイン材を指定しました。
他にもナラやウォルナットなど、材質を選べますので、お部屋の空間に合わせてチョイスするのがおススメです!
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ミーレ食洗器の実物を見て触れて、使い方を教えてもらえたのも大きかったです。
最初の時点で導入を決断しました。

P型キッチンを選ぶ方が多いと思いますが、実はI型もあります。
I型はオプション料金なしで設置できるので、おススメです。
リクシルショールーム
リクシルは総合建材メーカーなので、ショールームでは色々な建材を見ることが出来ます。
メインはキッチンですが、エコカラット、トイレ、玄関ドア、洗面台、お風呂、外壁・・・などなど、すべてが見れます。

私は熊谷ショールームに行きましたが、さいたまショールームのほうが展示は豊富なようです。


洗面台の収納はおススメです。

かなり色々と入りそうです。

外壁は、基本色からの色変更もオプションで可能です。
県民共済住宅に展示していない色合いの実物も、確認しておきましょう。
旭化成建材ショールーム
ALCの実物、色合いの確認、パース図の作成をお願いできます。
他には、ALCの機能を学んだりできる展示があります。

ALCを導入される方は、必ず行きましょう。
県民共済住宅に展示してあるボードと色合いは、首をかしげるチョイスなので・・・ショールームで多くの色とボードの組み合わせを見ておきましょう。
色の違いによってイメージは全然違います。
なかなかカタログの色合いだけでイメージするのは難しいので、都心と遠いですが、必ず実物を見ましょう!
オーデリックショールーム
電気関係です。
県民共済住宅では、オーデリックかパナソニックのどちらかを選択できます。
同じ電気関係でも2屋の商品はかなり違いがありますので、よく確認して自分に合うメーカーを選択しましょう。


間取り図を事前に送付することで、プランも一緒に考えてくれます。

おススメは、まず郵送で第1案を送ってもらい、ショールームで打ち合わせをしながら訂正し、第2案を送ってもらうと早いです。
パナソニックショールーム
オーデリックと同じく、照明を中心とした電気関係の見学や相談をしながら、照明のプランを作成してくれます。

驚いたのは、ショールームの相談員のお姉さんの知識量で、すべて私の質問に答えられていました。

だいたいの照明の配置図を決め、詳細は相談員にお任せすることにしました。
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リリカラショールーム
県民共済住宅の壁紙は、リリカラのカタログの中から選びます。

県民共済住宅ではカタログの大きさで壁紙のサンプルを見れますが、リリカラのショールームでは大きなパネルで確認できます。

色合いや感覚は、小さなサンプルとは大きく異なるので、リリカラのショールームで大きな実物をみることをおススメします。
ただ、最近は選べる範囲が少なくなったので、カタログ内の選定だけでも良いかなとは、個人的に思います。
タカラショールーム
キッチン、キッチンパネル、トイレパネルの実物の見学と見積もりをお願いできます。
トイレパネルは私も導入を検討しましたが、予算削減であえなく諦めることになりました。
キッチンもホーロー素材で汚れに強いので、個人的にはタカラ押しです。
クリナップ
県民共済住宅ののクリナップのキッチンは、ステディアにリニューアルしました。

今の私がキッチンを選ぶのあれば、ステディアです。
新しくなり機能もデザインも、かなり魅力的になりました。
ウッドワンと違い県民共済住宅仕様のカップボードやオプションの内容を記したカタログが、県民共済住宅内の展示スペースにあるので、特別なカスタマイズが無い限りは行かなくても良いと思います。
ノーリツショールーム
ノーリツでは何といっても、おそうじ浴槽のテストができます。

おそうじ浴槽が故障した場合の方法や、大まかな部品の費用等を教えてもらえます。
故障した時のために、エマージェンシー用として、ゴム栓が付いてくるらしいです。
TOTOと最後まで悩みましたが、自動おそうじ機能の故障の心配と人工大理石の浴槽に負けて、TOTOを選ぶことにしました。
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県民共済住宅で間取りを決める前に行っておきたいショールームまとめのまとめ
冒頭で述べたように、県民共済住宅はセルフビルドです。
設計士さんと何度も打ち合わせし、豊富な提案に頼るスタイルではなく、自分から「コレ付けられますか?」と逆提案するのがスタンダードです。
こだわりを持たなければ、一般的な建売と同じようなスタイルにしかなりません。
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ショールームに足を運ぶのは大変ですが、実物を見る前と後では、イメージが大きく変化します。
また、それぞれの建材会社の相談員におススメや人気の商品を聞くことができますので、生きた情報を手に入れられます。
装備・アイテムは、間取りの計画でも実際の生活でも利便性や意匠性に繋がる重要な要素なので、生きた情報を手に入れにショールームにいきましょう!
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県民共済住宅では、こだわりの家を建てようとすればするほど、ショールームに行くなどの手間と時間が必要になります。
大変ですが、時間をかけただけ満足度の高い家になりますので、一生に一度の思い出だ!と、自分を励ましながら、チャレンジしてみてください。