フラット35の審査時は、土地の交渉も進んでいない状況で、当然ですが建物の契約もされていませんでした。
そのため、すべて見積りなどの仮の書類で審査をしました。
土地の交渉を進め詳細も決まり契約、ハウスメーカーである県民共済住宅との契約が進む中で、審査時の内容から大きく変化してしまいました。
とよクマ

とよクマ
ナツ
ゲルって、モンゴルのアレです。
心配とストレスを重ね、胃の痛い原因となった再審査ですが、何とか無事に合格することができました!
とよクマ
ナツ
再審査という言葉の響きにかなり重い感じがしますが、私のように経緯があり、いたし方がない場合は、ほとんど許可が出るようです。
ただし、費用が審査時の上限金額を上回る場合は要注意です。
内容変更の再審査は、予算内の配分が変わるだけなので、もっともな理由があれば通りやすいですが、予算オーバーでローン金額を増やす場合は厳しく審査されると聞きました。
とよクマ
ナツ
普通は注文住宅でも一度の審査なのでしょうが、私のように「そもそも売りに出ていない土地でこれから交渉するけど、住宅ローンの仮審査通らないと動かないよと不動産屋に言われている場合」は、何ひとつ確定事項(契約書)が無いのですべて見積りでの審査となります。
普通は売りに出されている土地を買うので、かなりのレアケースなのかもしれません。
別のケースとして、注文住宅でフラット35を使う場合、仮見積り(住宅ローン審査用の見積り)+土地の契約書で審査を通すケースがあります。
とよクマ
ナツ
この場合も、3000万円が上限で審査に合格した場合、3000万を超えない範囲で好きに内部調整をしても大きな問題にはなりません。
ただし、「建物のプランが完成してみたら、2500万の予定が3500万で大幅オーバーしちゃいました。足りない分は現金でどうにかするよ。」など、前回の審査がまるで意味が無い場合は、問答無用で再審査となるので注意が必要です。
フラット35で一番大事なのは、審査を受ける人の年収と返済比率、個人の信用情報なので、もっともな(致し方がない)理由がある内容変更であれば、まず否決されることはありません。
とよクマ
ナツ
余談ですが、銀行系のローンで否決された方でも、フラット35であれば通る希望があります。
住宅ローンは注文住宅を建てるひとつの関門ではありますが、私のように家族経営の会社で年収が低くても、個人の信用情報に傷が無ければ、通過する可能性があります。
銀行系でダメでも、最後まであきらめずに挑戦してみてください。
とよクマ
ナツ
最後になりますが、住宅ローンはネット上や店舗の金利は目安として考えましょう。
いくつかの金融機関で比較検討し、交渉すると金利や手数料が安くなるケースもあります。
イメージ的には車を買う時の相見積もりのような感じです。
とよクマ
ナツ
少し難しい話になりますが、現在の銀行の収益の柱は、保険や金融(投資信託など)、事業融資、住宅ローンあたりで、ある意味ではモノを売らなければ稼げない時代になりました。
住宅ローンは、歴史的な低金利であっても3000万の借り入れで、返済額は金利を含めると総額3500万程にもなる利益率の高い商品です。
ぜひお客様の気持ちで、こちらが銀行を選ぶ、比較する気持ちを忘れずに、交渉を進めてください。
とよクマ
ナツ
特に一括の審査はおススメで、同時に条件(金利)が出るので、「あっちはこの金利だけど?」と交渉がしやすいです。
同時に審査をお願いするからこそ、できる有利な交渉術です!
交渉しだいで返済額が100万単位で変わることもあるので、大変かもしれませんが粘り強く交渉をしましょう!