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シーリングファンについて真剣に考えてみた

県民共済住宅では電気関係の予算内で、シーリングファンを導入できます。

パナソニックかオーデリック、どちらかのシーリングファンであれば設置までお願いできます。

おおよそにはなりますが、定価の35~40%程度の値段で導入できるので、ネットで購入し電気工事をお願いするより安価です。

今回は、シーリングファンについての情報をまとめました。

シーリングファンの効果

シーリングファンは部屋の空気を循環させるための装置です。

ファンが付いているので巨大な扇風機のように思えますが、風自体はそれほど強くありません。

主な用途としては、広いリビングでエアコンや暖房などの空調を部屋中にまんべんなく均一にいきわたらせる効果があります。

暖房の場合

暖房器具から出る暖かい空気は、上に滞留します。

暖房(エアコン)は、部屋の上部についているので、一番暖かい場所はエアコンの吹き出し口付近となります。

暖房の場合はシーリングファンを逆回転させ上に風を送り、上から下に空気が流れるように設定します。

冷房の場合

冷たい空気は足元、下に停滞します。

冷房の場合はシーリングファンを正回転させ、下に風を送り、下から上に空気が流れるように設定します。

間取り作成中にシーリングファンを決めよう

シーリングファンは設置スペースに、細かい取り決めがあります。

機種により違いますが、パナソニックのシーリングファンは、以下のようになっています。

  • 羽の大きさは、1100mmタイプと900mmタイプがある
  • 壁から羽までの幅は、400mm以上必要
  • 壁上部から羽までは、160mm以上必要
  • 羽から床までは、2000mm以上必要

上で書いた内容はパナソニックの例ですが、メーカーによっては壁から羽までの距離が800mmも必要なタイプもあります。

県民共済住宅では電気関係は契約後に現場監督と決定します。

上棟までにすべてを決めるのが、正式な流れです。

シーリングファンを導入する場合は、設計(間取り)段階から機種を決め、シーリングファンの仕様書に基づいた適切な配置にする必要があります。

折り上げ天井でシーリングファンを設置する注意点

勾配天井や吹き抜けであれば、ほとんどの場合設置の条件はクリアできると思います。

ですが、折り上げ天井の場合は、注意が必要です。

パナソニックのシーリングファンは、設置に最低でも幅2000mm程度の空間が必要です。

畳1畳分の幅で折り上げ天井を設定した場合、幅は1800mmぐらいになるので、わずかにスペースが足りない計算になります。

棒で吊って伸ばせば、羽は折り上げ天井の幅から出ますが、今度は羽が床から高さ2000mm以上のルールに接触します。

折り上げ天井にシーリングファンを設置する場合は、最低でも幅2000mm、できれば1.5畳分の幅2700mmの折り上げ天井が必要となります。

シーリングファンのタイプ

シーリングファンは、大きく2種類に分かれています。

ACタイプとDCタイプです。

おススメはDCタイプです。

DCタイプは、省電力で静音、揺れも少ないです。

ACとDCの違いは、モーターです。

ACモーターとDCモーターでは、DCモーターの方が複雑に作られています。

その分、高性能で値段も高いです。

ACタイプ(交流)、DCタイプ(直流)の違いがあります。

シーリングファンACタイプ

ACタイプは何といってもイニシャルコストの安さが魅力です。

メーカーにもよりますが、DCタイプの半額で導入できます。

デメリットしては消費電力と音(揺れ)です。

消費電力は値段に比例している感じがします。

パナソニックの場合は13W程度ですが、安価な別メーカーの安価なタイプだと40~50Wも必要になります。

消費電力が多いことは、コストパフォーマンスが悪いとは言い切れません。

シーリングファンは電化製品なので寿命があります。

3年持てばOKな気持ちで、安価なタイプを使いまわすのもひとつの考え方です。

電気料は高くなりますが、それほど使わない、安いものをドンドン使いまわす、それもまた作戦だと思います。

ACタイプは、思った以上に音がします。

DCタイプと比べてみたのですが、ACタイプの音はファンが回る音そのものではなく、遠心力による揺れが原因でした。

揺れは、ある程度シーリングファンでは仕方がないものの、結構な電子音がしました。

音の問題は個人差があるので、一度体感することをおススメします。

シーリングファンDCタイプ

DCタイプはACタイプに比べ高価なものの、性能が良いです。

揺れによる音などは全く感じませんでした。

消費電力も5W(パナソニック)と、ACタイプの同型13Wと比べると約3分の1です。

一日中つけっぱなしにする、長く大事に使いたい場合は、DCタイプがおススメです。

オーデリックの6枚羽のタイプでも、強で14Wです。

そう考えると、かなりの省エネ性能です。

また、DCタイプの場合、風もやさしいようです。

このあたりは体感ではよくわかりませんでしたが、扇風機と違い空気を循環させるのが役目なので、見えない部分で効果があるのだと思います。

シーリングファンは自分で設置も可能

ほとんどの場合は電気工事が必要ですが、ネットで売っているタイプで通常のシーリングに取り付け、ネジで固定でOKな商品もあります。

シーリングファンを内装の視点で考えると、デザインが重要です。

レトロなタイプはパナソニック、オーデリックにはないので、施主支給となります。

設置料の相場は分かりませんが、好きなものを買って地域の電気屋さんに取り付けてもらうのも良いかもしれません。

私は会社でお世話になっている電気屋さんがいるので、いつでも頼めそうです。

ホームセンターでも購入と工事が可能

大き目のホームセンターの電気コーナーに、シーリングファンの実機が展示されています。

本体+工事費で取り付けしてくれます。

しばらくはシーリングライトを使い、子供が大きくなってからシーリングファンに変更するのも賢い方法かもしれません。

おススメのシーリングファン

今回は、県民共済住宅で選べるパナソニックとオーデリック以外で探してみました。

ミンカエアー製のシーリングファンです。
ハワイの会社らしいのですが、ハワイではほとんどのお宅にシーリングファンが導入されているらしいです。
何といってもこの曲線と木の感覚がたまりません。
このファンが付くだけで、余計なインテリアは必要ない気がするぐらい、素晴らしいシーリングファンです。

ダルトンのシーリングファンです。
こちらも個性的で、まるで帆のような羽が印象的です。

無機質なインテリアに似合いますね。
ミンカエアーと同じく、このファンが付くだけで余計なインテリアは必要ないぐらいセンスが良いです。

超近未来的なイメージです。
人類はついにここまで来ました。

機能的には良いかと思いますが、デザインで悩んだ挙句、見送ることになりました。

使い勝手はかなり良いと思います。
DCタイプなので、揺れも心配なさそうです。

シーリングファンの代替品サーキュレーター

さて、我が家はシーリングファンの導入を諦めざるを得ませんでした。
代替品として導入するのが、サーキュレーターです。

普通のサーキュレーターだと何だか工業的なので、インテリアにもなり高性能なタイプを探していました。

我が家では、ボルネードのアンティークタイプを導入します。

24畳までが適用なので、安心です。

サーキュレーターは、冬は暖房の吹き出し口よりやや上に風を当てるように設置します。

夏は、逆にエアコンの下などに置いて冷気が拡散するように設置します。

夏と冬のサーキューレーターの設置は、逆方向になります。

我が家がシーリングファンを諦めた理由

子供たちが部屋の中でボールで遊ぶんです。以上です・・・。

ある時、妻となんとなくシーリングファンについて相談をしていると、

「そういえば、子どもたちボールでよく遊ぶよね。」

「あそぶねえ・・・・」

―3秒沈黙

(シーリングファンダメじゃん・・・)

となりました。

仮にボールを禁止したとしても、なんでも投げるんですよね。

紙を意味なく丸めたものとか、人形とか、服とか、本とか・・・

リビングは、しばらく子供たちが遊びまわれる環境にしたいのに、シーリングファンがあるので叱ってばかりでは、何かが違う!

ということで、あえなく導入を見送ることになりました。

勾配天井も予算の都合で諦めましたが、仮に勾配天井にしていたとしてもシーリングファンは諦めていたでしょう。

ボールを投げて梁を超えたら勝ちゲームとか、絶対やるし・・・

シーリングファンまとめ

最後になりますが、シーリングファンに限らず実際の生活をイメージすると、本当に必要な装備かどうか、より鮮明になってきます。

我が家のシーリングファンのように、機能的には便利だけど、精神衛生上は不便になってしまう装備はたくさんあるかと思います。

夫婦でたくさん話し合い、生活のイメージを膨らませることが大事です。

特に小さなお子さんがいる場合は、お子さんの視点でもシーリングファンを考えてみましょう。