「平屋の間取り作りはむずかしそう!」
「失敗なく平屋の間取りが作れるか心配!」
そんな方に向けて、この記事を書きました。
とよクマ
ナツ
結論から言うと、プロに無料で間取り図を作ってもらいましょう。
自分ひとりでアレコレ悩んでも、素人には限界があります。
まずはプロの案である最新の平屋の情報を頭に入れ(インプット)、自分の理想の住まいを計画(アウトプット)しましょう。
私は一生懸命ひとりで悩んでいましたが、今思えばはじめにプロの手を借りておけば、もっと早く満足する間取りが作れたと反省しています。
平屋の間取りづくりの難しさ
2階建ての場合は、1階と2階の役割がハッキリと分かれています。
ですが平屋はすべてを1階に詰め込むため、よく言えばフレキシブル、逆に言うと正解が多すぎて迷います。
とよクマ
ナツ
私は14案も間取り図を書き直しましたが、2階建てであれば半分の回数で終わったと思います。
1~14回の間で、部屋の位置が3回ほど大きく変化しました。
そのどちらも正解ですし、不正解でもあるので、最後まで相当頭を悩ませました。

平屋の間取り作りのコツ
平屋の間取り作りの前に、まずは優先順位を決定しましょう。
間取りで重要なのは利便性と採光ですが、私はLDKを最優先に考えました。
- キッチンから最短距離で家事が出来、一筆書きで戻れる回遊性
- リビングを朝日が入る東側の一番良い場所に設置する
- 必ずLDKを通り子供部屋に行く
このように、希望を箇条書きで書いていきました。

とよクマ

ナツ
家の中で最も忙しいのは妻で、忙しい=家事です。
家事をいかに効率的にこなすかと、リビングに集う家族のつながりの2つのテーマが、間取り作りの土台となりました。
予算の都合もありますが、逆に子供部屋の優先度が最下位になりました。

とよクマ
ナツ
ライフスタイルの違いで正解は変化する
家の東側が最も良い場所というのは、家づくりの基本です。
朝から昼前まで、採光の恩恵が受けられます。
リビングや寝室に人気の方角です。
とよクマ
- 朝日が昇る前に出勤している
- 夜勤でお昼ごろまでは寝ている
- 朝ごはんは時間が違うので、団らんの時間は夕食だけ
こうして考えると、リビングを東側に配置するのが正解とは言えません。
また、東側に寝室を配置するのは正しいでしょうか。
夜勤明けの場合は、北側が最も適しています。
ナツ
特に平屋の部屋の配置は、それぞれの方角で取り合いとなります。
2階建ての場合は、東側のリビングの上に寝室の配置が出来ますが、平屋はどちらかを優先しなければならないケースがほとんどです。
また、子供さんが小さい場合は西日対策(夏休み)も重要です。

平屋の予算を削減するには
平屋の予算を削減するには、2階建てと同じく坪数の削減です。
平屋は2階建てに比べ、建坪の単価が高くなります。
私が建築した県民共済では、+2万円が上乗せされます。
とよクマ
ナツ
予算オーバーした場合、まずは余分なスペースが無いかを見直しましょう。
- 本当にリビングはそんなに広くないとダメですか?
- 寝室は8畳も必要ですか?
- 子供部屋は6畳も必要ですか?
- 物置は小屋裏収納に変更できませんか?
- 客間は必要ですか?
最も効果があるのは、”廊下の削減”です。
回遊性を犠牲にすれば、建坪は大きく減らせます。
とよクマ
ナツ
平屋のメリットとして、廊下を削減してもLDKから各部屋を直結させることで、それほど不便は感じません。
家族を身近にも感じられるので、LDKに直結した子供部屋はおススメです。
わが家もすべての子供部屋がLDKから直結していますので、実は廊下を削減できています。
縁側でお得!?
平屋の特権として、軒を伸ばすことが出来ます。

わが家の軒は約2000mmと、そこそこの長さがあります。
縁側部分はLDKに面して作ったので、事実上はLDKを増設したイメージになります。

約5畳分ぐらい、軒下のスペースがあります。
とよクマ
ナツ
その他、裏口や玄関付近なども軒を利用しています。
土間収納を広くすると建坪ですが、軒下であれば屋外スペースとなるのでお得です。
メーカーによっては建坪扱いになる場合もありますので、まず初めに確認をおススメします。
とよクマ
平屋の注文住宅の間取りづくりの手引きまとめ
今回の記事は、理想的な平屋の生活をより具体的にするための方法を書きました。
ですが、素人の考えた案がプロの視点から見て、すべて理にかなっているとは言えません。
言われてみれば・・・と、プロから指摘を受けハッとすることは多々ありました。
とよクマ
ナツ
自分の理想、”ぼくのかんがえた さいきょうの まどり”で突き進むのも良いですが、まずは建築のプロが考えに考え抜いた案を勉強するのが絶対におススメです。
平屋に特化した間取り図や写真が無料でもらえるのであれば、もらっておきましょう!
本も良いのですが、各社が勝負をかけて出している建売の平屋の間取りを勉強する、間取りを作ってもらうのが何よりもの生きた教材です。
とよクマ
ナツ
私も、カタログから学んだ間取りの工夫を自分のプランに大きく取り入れました。
特に回遊性のアイディアや家事楽の仕組みは、ほとんど真似をしました。
女性目線と家族のつながりをイメージした平屋商品の間取りや工夫は、ほとんどオマージュしました。
とよクマ
ナツ
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無料でお得に平屋の勉強をしつつ、少しでも早く間取りを決定できるように賢くプランづくりを進めていきましょう。
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注文住宅の間取りづくりまとめも合わせてご一読ください!

県民共済住宅の間取り作りの手引きもありますので、これから間取りプランを作る方は一度目を通してください。
