小屋裏収納は、やるなら大きくがおススメです。
結論から言うと、県民共済住宅の小屋根裏収納と建坪(通常の部屋)の損益分岐点は6畳です。
6畳以下であれば、通常の部屋(1,2階)を増やすのが得です。
小屋裏収納の損益分岐点
わが家の約7畳の小屋裏収納の費用対効果は高いとは言えません。
ここにもっと早く気が付くべきでした。
つい物置は小屋裏収納と、固定概念で間取りを進めてしまいました。
自分のプランで小屋裏収納のコスパがいいのかを判断するには、正確に費用を計算する必要があります。
小屋裏収納の階段にかかる費用
小屋裏収納は、坪約12万とかなりリーズナブルな設定に感じます。
収納スペース自体は小屋裏収納の坪計算で間違いないですが、問題は階段です。
階段スペースは、【小屋裏収納の坪数+階段材料費+建坪】
の3つの費用がかかります。
わが家では、このようになっています。
- 階段材料費=約18万
- 階段部分建坪1.5坪=約25万
- 小屋裏収納1.5坪=17万
階段だけで総計で60万ほどになります。
わが家の小屋裏収納の総額
さらに小屋裏収納の総額は、
- 階段材料費=約18万
- 小屋裏収納4.67坪@11万5千=約54万
- 階段部分建坪1.5坪=約25万
総計で、約100万になります。
実際の小屋裏収納スペースは7.3畳です。
100万を建坪に換算すると、6畳の部屋が作れます。
つまり、一見坪単価が安く設定されている小屋裏収納も、6畳以下では損になってしまいます。
収納の考え方も重要
6畳の場合は小屋裏収納と建坪の費用が同等ですが、効率も重要です。
大事なのは、スペースをどう有効活用するかです。
小屋裏収納が良いケース
わが家のように収納部屋と割り切るのであれば、細長いほうが使い勝手が良いです。
収納部屋は基本的に壁が多く、細長い形状の方が物を置きやすいです。
逆に正方形だとスペースはありますが、部屋の中央は何も使えません。
また、全体の間取りの兼ね合いもあるので、細長いスペースをうまく配置するのが難しいです。
通常の部屋が良いケース
一方で収納場所にも部屋としても使いたい場合は、6畳の部屋を追加したほうが良いです。
フレキシブルに使えるので、通常はこちらがおススメです。
小屋裏収納を真剣に考えてみたまとめ
わが家は土地の形状が特殊(三角形)なため、これ以上の建築面積を広げることはできませんでした。

6畳前後で費用が変わらないとしても、小屋裏収納を作る方法しかありませんでした。
土地が広い、または2階建ての場合は、収納部屋として6畳の部屋を増やす選択がお得かもしれません。
ポイントは階段の費用です。
もう一度説明しますが、階段は【通常の建坪+階段材料費+小屋裏収納の建坪】を合算させた費用が必要となります。
6畳が損益分岐点と考えると、小屋裏収納は8畳以上に設定したいですね。
階段下も収納スペースにできますので、出来るだけ無駄なくスペースを有効活用しましょう。
実際のわが家の小屋裏収納のWEB内覧会も、合わせてご一読ください。
