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ALC(パワーボード)イベリアンの塗り替えについて

ALC(パワーボード)は、ほとんどのメーカーではオプションになりますが、県民共済住宅では標準で選べます。
塗料の色に制限はあるものの、イベリアンという高耐久(20~25年)塗料を使用できます。

今回は、このイベリアンが20年後に塗り替えとなった時にどんな塗料を使うか。について書いていきたいと思います。

結論から言いますと、イベリアン塗り替え用の塗料はまだ発売されていません。

県民共済住宅の外壁(ALC) 30年後のトータルコストから県民共済住宅の外壁を考える 旭化成建材ショールームに行ってきた

塗り替え用塗料「アスリート」

既存の塗り替え用塗料で「アスリート」がありますが、旧塗料の塗り替え用です。
旧塗料になじむように開発された塗り替え用塗料なので、イベリアンの上塗りに適しているとは言えないようです。

イベリアン塗り替え用新塗料発売の見通し

イベリアンは発売から8年程度と考えると、イベリアンを最初に導入した人たちの塗り替え時期は、おおよそ2030年ごろになります。
カタログスペックが20~25年と考慮すると、ここ4,5年のうちにイベリアン上塗り用の新塗料が発売されると思われます。
今の時点では、発売時期は未定です。

しかし、イベリアン自体の技術を応用するとは思いますので、開発中というよりは、まだタイムリミットまでは時間があるから積極的に開発する必要はない。
といった事情ではないかと思われます。

イベリアンは新築専用の塗料

イベリアンは新築用塗料で、塗り替えに使用することはできません。
県民共済住宅では使用できませんが、その他上位のスマッシュなども同様で、新しいパワーボード(ALCパネル)への吹きかけ専門の塗料です。

イベリアン塗り替えの予想

メリットとしては、数年後に開発される最新鋭の塗料を使用できます。
耐久年数もイベリアンの名を汚すほどの短さではないでしょう。
ただ、予想でしかありません。

デメリットとしては、これからパワーボードを採用しイベリアンの塗料を使用する方は、20年後の塗り替え時に何がどうなっているのか全く予想がつきません。新塗料の価格も不明ですし、工事費用も想定しようがありません。
塗料の寿命は、一般的なサイディングの塗料が10年程度と考えると、最低でも同じぐらいの耐久にはなるかと思います。
しかし、プリンター本体は安くてもインクが高価のような商法、つまりイベリアンは20年持つけど、塗り替えは10年単位ということも十分に考えられます。
もしかしたら、費用もサイディングの塗り替え費用を大きく上回るかもしれません。

正直、見通しがつかないと聞くとネガティブな予想ばかりになってしまいます。
せめて同じように20年耐久の塗料を開発中など、明るい見通しだけでもあれば精神衛生上安心できますが、現状ではすべてが未定です。

計画的にリフォームしたい場合はサイディング

県民共済住宅ではサイディングも選ぶことが出来ます。
サイディングはメンテナンスの時期や価格も比較的明瞭です。
計画的にリフォーム資金を貯めて、見通しを立てるのであればサイディングを選択するほうが安心です。

パワーボード(ALCパネル)を選択される方は、こうした塗り替えのリスクがあることも知っておいた方が良いと思います。

ちなみに私は、それでもパワーボードにします。