WEB内覧会はじめました!

ローコスト住宅のススメ(住宅ローンの話)

住宅ローンの観点からのローコスト住宅

今回は、住宅ローンの観点から、ローコスト住宅を考えてみたいと思います。
私が若いころに苦労した住宅ローンの話も交えて、無理のない住宅ローンを考えていきましょう。

ローコストで身軽に

あえて1000万円台のローコストで抑え、子供が巣立ち次第実家を引き継いだり移住したりなども賢い考え方かもしれません。
20年後に外壁などのメンテナンスが必要になった頃に売却するのも一つの考え方です。
無理な住宅ローンを組んで苦しむよりは、身軽なほうが、ずっとずっと良いです。

いずれにせよ、最終着地点を考えることは、とても大事です。

家族が笑顔で暮らすための家

家族の幸せって何でしょうか?
家族がみんな笑顔で暮らせるために、家を買います。
家族の仲が良いことが、一番の幸せのはずです。
人それぞれ幸せのカタチは違いますが、極端にプライベート空間が無いような家でなければ、多少狭くても十分なはずです。

私の実体験

身内の恥をさらすような内容で書くのを迷いましたが、お伝えしたいので書きます。
かくいう私も、両親の住宅ローンに苦しめられました。
事業の一番良い時期に建てた家なので、一般的な住宅より、かなり高額です。
父が75歳まで月々の支払いがあります。
しかし、事業は盛者必衰、諸行無常。
常に右肩上がりとは言えません。
当然ですが、給料を下げなければなりません。
すると、住宅ローンの支払いが厳しくなります。

支払いが厳しくなっても、まずは住む場所である家のローンは支払おうと思うのが人情です。
余談ですが、住宅ローンの焦げ付き率(破たん率)が低いのは、こうした事情からでしょう。
給料における住宅ローンの比率が高くなると、生活に余裕が無く、日々の生活が苦しくなります。
恐らく両親の今の返済負担率は、50%ぐらいかもしれません。

自分の老後のため、子どものために、溜めていた貯金も赤字家計のため、みるみるうちに減ってしまいます。

当然、家族の笑顔もありませんし、陰気が渦巻くような空気となります。
悪いことのスパイラルです。

そもそもの失敗は、事業の良い時が45歳からの30年間も続くと考えた甘い見通しです。
住宅ローンは、良い時の状況で算出するのではなく、一番悪い状況で支払える金額で考えてください。

人生良いことばかりではありません。
一番悪い状況も、しっかり考えてください。

子供(私)への2次災害

運が悪いことに、私は一人っ子です。
会社も両親と同じなので、事業不振により、当然給料は低いです。
また、住宅ローンの維持のため、私も家計にかなりお金を入れなければなりませんでした。
その結果、20代は休みなく働いてばかりで、お金を使った(物を買った)記憶は、ほとんどありません。
旅行もしなければ、趣味もお金のかからないスポーツのみでした。
余談ですが、その反動で今は、かなり休んで子供たちと遊んでいますが・・・
あの頃は、自分がどうにかしなきゃと思っていたので、本当に苦しかったですね。

どうにもならないこともある

結論から書きますと、お金のことは精神論では、どうにもなりません。
精神論で改善し、住宅ローンが滞りなく返済できるようであれば、誰も苦労しません。

同じ会社で働いてるのであれば、事業を立て直せ!
などのご指摘、ごもっともではありますが、一度傾いたものをドラマのように、すんなりと立て直せるものではありません。

自分の力だけでは、どうしようもないことがあるのです。

老後の資金も大事

現在は私も家庭を持っているので、家計は別です。
しかし、両親は未だに住宅ローンに縛られ、老後の資金はゼロです。

病気になった時とか、誰がどう、資金をねん出するのでしょうか。
私が子供の学資を切り崩して、支援しなければならないのでしょうか。
私の器量では、自分の家族を守ることで精いっぱいです。
両親に金銭的な援助までは、できません。

私は一人っ子で、大事に育てられてきました。
今でも両親は、大好きです。
しかし、こうした見通しの甘さから、同じ大人としてあまり仲良くしたくありません。
正直、この気持ちは、自分でも苦しいです。
ですが、一人の大人として、両親にはお金の面できちんとしてもらいたいです。

そしてその気持ちは、私の子供も、私に対して同じでしょう。

住宅ローンは自分だけの問題ではない

住宅ローンは、自分たちの世代だけの問題ではありません。
一般的には30~35年に及び支払うものです。
退職金で最後に残金一括払い、などの計画はあるかと思います。
ですが、その退職金、本当にあてにしても良いものですか。
ボーナス払い、本当にそのボーナス、最後まで出続けますか。

支払いが厳しくなることで、子どもの学費や老後の資金不足で、次の世代に迷惑をかけませんか。

最終手段として

是非、覚えておいてほしいのが、フラット35の場合は救済措置があります。

行き詰る前に、相談をしてください。
銀行の場合は、今の時代、前向きにリスケジュール(返済猶予、見直し)をしてくれるはずです。

家族のためです。頭を下げましょう。
頭を下げるなんてタダです。自分のちっぽけのプライドなんて捨ててください。
その覚悟を持ってから、ローンを借りてください。
頭を下げることを拒否しているので、家族の生活が困窮したまま・・・では、家長とは言えません。

ミニマリストの家

こうした親世代の、「物を持つことで幸せを感じる」ことから私たちの世代は精神的な幸せ、心の幸せを重視するようになりました。
幸せって、豪邸や高級外車じゃないよね。
どれだけ自分の好きなことをして、気の合う仲間と楽しく過ごすかだよね。のような感じです。
なので、ミニマリストは大流行りですね。

幸せのカタチはそれぞれ違いますが、無理をするぐらいであれば、ローコスト住宅で十分です。
県民共済住宅であれば、ローコストではありますが、2,30年では問題ないぐらい、良い家が建ちます。

自分だけではなく、家族を巻き込んでしまう危険性があるのが住宅ローンです。
是非、自分達だけではなく、次の世代の事もしっかりと考えたローンプランを組んでください。

私のローンの考え方

私は、妻と決めていることがあります。
「また、この1LDKに戻ってきてもいいよね。」
そう、実は意外と今の環境が好きなのです。

住宅ローンは、今のアパートより安く、団地より少し高いぐらいの金額になります。
県民共済住宅の家は、20年建っても十分に良い状態でしょう。
私たち夫婦でも最後までの支払いはできますが、だれか子どもが家を望めば、そっくり渡すつもりです。
(もちろん、残りのローンは自分たちで 笑)
私の間取りプランは、年代別に家の使い方が変わりますが、最終着地点は次の世代に引き継げる要素です。
最後の最後は、4,50年後、私の孫が巣立った頃に、取り壊しでしょうか。
そこまで、メンテナンスをすることで、十分に住めるはずです。
吹き付け断熱などのオプションは、長い期間生活することを考慮しての採用です。
すべてに意味があります。

最後になりますが、色々とローンの相談窓口などありますが、ぜひ自分で本を読んで学んでください。
その相談窓口、どれだけ住宅ローンを最大で借りられるかの相談になっていませんか。

是非慎重に、そして決めたら大胆に!動きましょう。

どれだけ最大で借りられるかではなく、どれだけ最低の状況でも、無理なく払えるかです。
ローコスト住宅であれば、間違いありません。