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電柱の移設(移動)をするには

邪魔な電柱や電線を移動させたい

新築の家を建てるために土地を購入したら、敷地内に電柱や電線が横切っていた。
ハウスメーカーが販売する土地には、あまりない事例だと思います。
しかし、不動産屋を通じて土地だけを購入する場合は、邪魔な電柱があるケースがあります。
私は購入予定の土地に電柱と電線が横切っていましたので、移設をすることにしました。
折角なので、移設の手順などを、まとめてみました。

どこに相談、依頼するの?

まずは、不動産屋を通じて移設のお願いをしました。
一番良いのは、土地の契約前に不動産屋に依頼することです。
売主と買主が直接交渉するのは、あまりおススメしません。
一般的にはですが、契約後は不動産屋も売主も、あまり積極的には動いてくれません。
契約前に必ず協議しておきましょう。

電柱は基本的に、自分の敷地には入れたくないものですよね。
その為、移動をお願いするのはかなり難易度が高いです。
自分が邪魔だと思うものは、他の人も邪魔だと思うでしょう。
だからこそ、契約の後からでは話が難しくなってしまいます。

私は色々とありまして、契約後に自分で手配することになりました。
但しですが、契約書に「電柱の移設が必要なので、売主は協力すること」の条文を入れました。
信頼できる不動産屋と売主さんだったので、こうした曖昧な条文で問題ありませんでしたが、基本は具体的な移設場所まで協議してから契約しましょう。

必ず契約前に電柱や電線の確認を!
移設が必要な場合は、不動産屋を通じて売主と協議をしてから契約しましょう。

NTTと電力会社、どちらの電柱

電柱って、どれでも電力会社の管轄じゃないの?と思っておりましたが、色々なケースあるようです。
電柱の管轄は、電柱1本1本に必ず付いているプレートに書かれています。
ですが、私の土地の電柱は、古い電柱なので管轄などが書かれたプレートがありませんでした。
どこで調べたか判りませんが、不動産屋がNTTと断定したので、NTTに連絡をしました。

早速立会日を決めて現地確認(立ち合い)ましたが、この電柱は東京電力(電力会社)の管轄で、そちらに依頼してくださいとのこと。
一体何のための立ち合いだったのでしょう・・・。

東京電力に電柱移設をお願いする場合は、WEBからの申し込みとなります。
電話をしても、必ずWEB上から申し込むように案内されます。

WEBからの申し込みにはなりますが、午前中の申し込みであれば当日中に確認の電話連絡が来ます。

現地立ち合い

申し込みの結果、間違いなく東京電力の電柱で、ようやく電柱の管轄が判明しました。
今度は東京電力に現地確認をお願いしました。
合わせて、先ほどのNTTの担当者にも連絡、同時に立ち合いをお願いしました。
電柱を移設するには、この現地確認と立ち合いが必ず必要となります。

なぜNTTの立ち合いも必要?

電柱とは複雑で、今回の移設したい電柱は、「東京電力の電柱で、NTTが電柱を借りて配線している」状態です。
ケースによっては逆もあります。
その為、東京電力だけではなくNTTの観点からも移設が可能かの判断が必要です。
結構ややこしいですね。

このように、電柱と下の段の電線は東京電力上の段はNTTが借りている。状態です。

売主では移動できない!?

先ほども書きましたが、契約前に売主が自分の名義のまま移設すれば早いんじゃないの?と思いますよね。
私も、契約後の協議はトラブルの元となるので、出来れば契約前に協議しようと思っていました。
しかし、東京電力、NTT共に、移設が必要な人(新築を建てる人)が申し込む必要があるとのこと。
その為、私が自力で手配しなければなりませんでした。

わが家の土地の状況

家を建築する場所に電柱があり、同じく電線が屋根の上を横断することになってしまいます。
ここだけの話になりますが、正直有ってもどうにかはなりそうですが、チャンスは今しかないので建てられない!ぐらいの勢いでお願いしておきました。
家の図面までは必要ありませんので、口頭でしっかりと説明できるようにしましょう。

現状は、このような感じです。

微妙に(結構?)邪魔になっていますね。

この状態を協議後、このように移設することになりました。

これで、敷地内に電柱や電線が無くなりました。
かなりスッキリしますね。気持ちが良いです。

移設先の地権者の許可が必要

たまたまですが、四方が売主さんの土地で、なおかつ畑だったので、特に障害なく簡単に移設が決められました。
これまた、たまたまですが、売主さんがご在宅でしたので、立ち合い協議まで1回で終わりました。
これは正直、かなり助かりました。
東京電力の担当の方もつぶやいていましたが、こんなにすんなりと移設が決まるのは珍しいですよ~と。
基本的には、邪魔なものですからね。
嫌がるケースが多いようです。
最終確認として、移設先の地権者、私の場合は売主さんのハンコが必要になります。

建築後の移動、移設は難しい

建築を少しでも急ぎたいので、後から電柱の移設をお願いしようかな?
駐車場の邪魔になるので、外構の前にでもお願いしようかな?
など、色々と都合はあるかと思いますが、出来る限り建築前にお願いしましょう。
電力会社としては、現状のままでは建築に支障が出るので致し方が無く移動が必要。と判断されます。

建てた後では、邪魔と言うだけで、もう建ってるのだから支障はないよね。となってしまいます。
駐車場も舗装など工事前の早い段階で、このままでは車の出し入れが出来ない。
など、事前に申告することで移設は出来ますが、工事後に使用していて出し入れがしにくい、では理由としては弱いです。

建築後では支障があるとは認められないので、移設が難しくなることがあります。
また、完全な自己都合とみなされ、移設料が必要な場合も考えられます。

移設が出来ないこともある

電柱は確かに邪魔ではありますが、生活のための大切なインフラです。
その為、移動が出来ない場合も有ります。
他に移動させられない配置、どうしてもそこに無くてはならない場合、ですね。
この場合は、諦めるしかありません。

電柱があることでお得なことも

電柱が敷地内にあることはデメリットだけではありません。
メリットとしては、電柱敷地料が貰えます。
金額は、1本に付き1500円です。
電柱は小さいものから大きなものまで、色々なタイプがありますが、どんなタイプでも一律に同じ値段となります。
3年分まとめて振り込まれます。
1本4500円×3本=13500円 になるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはなりますね。

移設の料金

気になる移設の料金ですが、私のケースは無料でした。
ケースバイケースなので、どの場合が無料になるなどの断定はできませんが、新築の際にどうしても邪魔になってしまうなど、致し方がない理由の場合は無料になるケースが多いようです。
また、基本的には自分の敷地内の移動に限り無料とのことです。
私の場合は、隣の売主さんの土地に移設するので、自分の敷地内ではありませんが、なぜか無料でした。
このあたりは、よくわからない部分です。

電柱移設のまとめ

最も重要なことは、契約前に電柱の協議をし、建築前に電力会社に移設を依頼する。
これだけです。
売買契約前であれば、電柱を価格交渉の駆け引き材料にも使えます。
電柱移設は大変な手間ではありますが、是非前向きな気持ちで取り組んでみてください。